内容説明
混迷の時代に安らぎをもたらす癒しの教え!心と体は表裏一体。心を正し、心が安らげば、自ずから身体も健康になる―仏教独特の心身観に基づき、仏教と健康の関わりを集大成。
目次
第1章 現代の病と仏教(現代人の心の病と仏教;精神分析と仏教;右脳の仏教 ほか)
第2章 仏教の心身健康法(仏教健康法の基本;釈尊の呼吸法;冥想と健康 ほか)
第3章 食物と仏教(釈尊の食べ物;乞食行について;断食行について ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きのたん
6
【課題】森田療法は人が病気で寝込む数週間と似ている。内観の内容がイヤすぎて笑ってしまった。四国巡礼は自然の病院か。ふうん。達磨が座り込んで健康を害したのに比べてヨガが身体を意識して作られたとは意外だ。白隠禅師の不思議な妙薬が降ってきて体を通過して足元に溜まるような軟酥鴨卵の法が興味深い。滝行は上流の山の薬草の根を洗った水を皮膚から直接吸収!?そんな見方があったとは。それでは淀川なんかの水は栄養もあるが都市の穢れも多くて吸収しない方がいいのか。とにかく斬新なアプローチが多くてこの本は面白い。2023/01/30
石ころ
2
仏教に関する様々な健康のための知恵。ヨガ、座り方、食事…。ヨガやるかー。2014/04/07
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