感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kawauso
1
数年前に検察庁法改正について反対する検察OBの人たちが法務省に提出した意見書に本書が引用されているのを見て気になり、しばらく寝かしていたのだが読み終えた。読み口は軽やか。「検察は庶民の味方でなければならない」「悪いやつを退治する。でも寛大さも忘れてはいけない」と真摯な姿勢を感じる。いままで検察の本を読んだことがなかったけど興味深く思った。本書に登場する歴史上の出来事、よど号ハイジャックやロッキード事件のことが語られていて「ああ、いつの時代も激動なのだ」と思う。柳田國男の青ヶ島還住記が読んでみたい。2023/01/29
ハイディ
0
著者の学生時代の読書量に圧倒される。2016/01/18
1994
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検察が治安の維持をいつも気にかけているというのがよくわかった。また、素朴な庶民の正義感に従っているというのがわかった。2021/12/07