ファブラボのすべて―イノベーションが生まれる場所

個数:

ファブラボのすべて―イノベーションが生まれる場所

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B5判/ページ数 288p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784802511599
  • NDC分類 507.6
  • Cコード C3055

出版社内容情報

ファブラボ(Fab Lab)誕生から約20年──
数々のプロジェクトを生み出してきたイノベーションの土壌「ファブラボ」は
どのように生まれ、発展を遂げてきたのか。

3Dプリンタをはじめとするデジタル工作機械をだれでも使える施設として知られるファブラボ。ニール・ガーシェンフェルド氏がMITで始めた講義「(ほぼ)あらゆるものをつくる方法」をきっかけに生まれたのち、世界中にそのネットワークを広げ、現在では1000以上のラボが世界各地に存在しています。これまで、DIYものづくり、プロトタイピング、インキュベーション、教育、さらには地域課題の解決やコミュニティの形成にも寄与してきました。

本書は、ファブラボのこれまでの歩みはもちろん、ラボに必要な機材、運営戦略、ラボの意義や可能性について、多様なプロジェクトの実例を交えながら解説・紹介します。今後の "ファブ" の行方について気になる方だけでなく、地域や企業にラボを取り入れたいと思う方にもおすすめの "ファブラボ" 決定版です。



本書の編者は、イタリアのファブラボの開設に携わり、現在はカタルーニャ高等建築研究所(IAAC)とファブラボ・バルセロナでプロジェクト・マネージャーを務めるマッシモ・メニキネッリ。そのほか、世界各地から執筆者が多数参加。

日本語版の監修者は、国内・アジア初のファブラボを鎌倉に開設し、これまで日本におけるファブを広めてきた慶應大学環境情報学部(SFC)教授の田中浩也氏です。巻末には、"ものづくり" に収まらないファブの展望や昨今注目を集める"ファブシティ" についてまとめた田中氏によるあとがきを収録しています。

さらに、3名のゲストによるテキストも収録!
ファブラボ鎌倉の川原淳氏には、ファッションやマテリアルについて遠隔で学ぶことができる学際的な教育プログラム「ファブリカデミー(Fabricademy)」について、株式会社リ・パブリック 共同代表の市川文子氏には、都市に対する市民の権利と参与の観点からファブシティについて、VUILD代表取締役CEOの秋吉浩気氏には、テクノロジーが民主化したファブ社会におけるデザイナーの役割について、それぞれテキストを寄せていただきました。

"ものづくりとしてのファブ" から"ソーシャル・イノベーションとしてのファブ" へ進む足がかりを、本書で得ましょう。

内容説明

デジタル工作機械を用いて地域でのものづくりを促進させてきた工房、Fab Lab(ファブラボ)。その誕生から約20年の歩みをまとめた決定版。ソーシャル・イノベーションや“ファブシティ”構想など、次の一歩へ進むための土台となる一冊。どうやってラボをつくる?どんなプロジェクトができる?持続可能なラボにするには?ラボ同士のネットワークをどう築く?世界中に広がるファブラボの取り組みの中から、17カ国・27のプロジェクトを紹介。

目次

0 はじめに
1 ファブラボの歴史―その発祥と目的、展開、そして今後の方向性
2 ファブラボのなかみ―利用可能なテクノロジー、ツール、素材
3 ファブラボの意義―その哲学、基本目的、それぞれの目的
4 ファブラボのビジネス面―ラボの開設と維持、そして財政支援
5 創造のプロセス―ファブラボ・アムステルダムのプロジェクトから
6 ファブギャラリー―各地のファブラボのプロジェクト
7 パイオニアたち―ローカルなコミュニティのグローバルなコンセプト
8 付録

著者等紹介

田中浩也[タナカヒロヤ]
1975年、北海道札幌市生まれ。デザインエンジニア/ソーシャルエンジニア。京都大学総合人間学部、同人間環境学研究科にて建築CADを研究し、建築事務所の現場にも参加した後、東京大学工学系研究科博士課程にて、画像による広域の3Dスキャンシステムを研究開発。最終的には社会基盤工学の分野にて博士(工学)を取得。2005年に慶應大学環境情報学部(SFC)に専任講師として着任、2008年より同准教授。2016年より同教授。2010年のみマサチューセッツ工科大学建築学科客員研究員。2011年に社会実装拠点として国内初・アジア初のファブラボを鎌倉に開設、2012年に研究開発拠点として慶應義塾大学SFC研究所ソーシャルファブリケーションラボを設立、以後代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sanchai

1
高価だから、図書館で購入してもらって真っ先に読んだ。モノがどのようなマシンを組み合わせて製作されているのか、それを無駄なく配置してCNCウッドルーターでどう切り出せるのか、どのようなプロセスで製作されていったのか、ぶっちゃけファブラボはどうやって財務的に維持されているのか等がわかってよかったが、最大の気づきは、地域の課題をソリューションにつなげられる人の育成なんだということだった。最近気になっていたファブリカデミーやファブシティについての巻末解説も良かった。2020/03/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15062574
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。