内容説明
同人誌をつくるときに「表紙デザインをもう一歩がんばりたい!」「手にとってもらえるデザインにしたい!」と考えている人へ向けて、知っておくと役立つデザインの基礎知識やルール、印刷や加工のアイデアをまとめました。また、魅力的な装丁の同人誌をスペックとともに豊富に紹介しているので、目からも学べる一冊です。
目次
SPECIAL FEATURE:konelの同人誌制作術―『konel.mag Issue5』ができるまで
1 デザインの基本(本の作りとデザインの考え方;本の仕様を考える;カバーデザインのポイント ほか)
2 印刷・加工の基本とアイデア(冊子の形態と基本;サイズや仕様について;本文でできる加工 ほか)
3 デザイン実例集(僕らはみんな|憂ちふゆ;人体発火少女と付き人|あく(sogno)
東京スイーツ戦線|COSMIC FORGE ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読生
2
バラエティに富む同人誌。 商業誌と見紛うばかりの装丁もあれば、書店では絶対に見かけないような同人誌だからこそできるしかけたっぷりの装丁も。 好きなようにやるのが同人誌。 でも、一般的な装丁のあれこれも知ることができます。 一番印象に残った言葉は、「経年変化を楽しむ」。 それは決して劣化ではない。 2023/07/07
suoyimi
2
同人誌などで使われるデザインについて紹介した本です。 エンボス加工や箔押しなど、同人誌ならではの特殊な加工について紹介されています。 配色や表表紙、裏表紙の使い方を実際の作品を使って紹介しています。 実際に出版する機会があれば参考にしたいと思います。2018/05/09
やいゆえよ
1
part3の実例集をぱらぱらめくって眺めてるだけでもなかなか楽しい本だった。2024/02/17
ナイタロー
1
読んで字のごとく、同人誌のデザインについて、事細かに紹介している1冊。素晴らしいのは、同人誌ならではのDIYでの本づくりにも言及している所。本づくりの楽しさが詰まっていました。2019/03/09
きゅろ
0
初めて同人誌を作る人にオススメしたい本。同人誌を作る際の初歩的な基本について書かれているからである。装丁初心者の方にも。しかし、表紙編集に本誌で使用しているソフトがPhotoshopではなくIllustratorなのは初心者は戸惑うかもしれない。中級者には後半の表紙カタログ以外は物足りないかも。