内容説明
翔鶴、千代田、利根、阿賀野、占守など…ミリタリー・コミック界の快男児が迸らせる濃厚&精密兵器解説イラスト&コミック集!第6弾。季刊「ミリタリー・クラシックス」連載記事と、雑誌「丸」掲載の解説記事を収録し、さらに描き下ろしも多数追加!
目次
艦艇/海中兵器編(翔鶴型空母の艦橋;伊勢型航空戦艦;甲標的母艦「千代田」と甲標的 ほか)
航空機編(零式艦上戦闘機;局地戦闘機紫電;一式陸上攻撃機 ほか)
陸戦兵器編(九七式中戦車と三式砲戦車;特二式内火艇カミ;内火艇としての特二式 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
六点
94
精密なディテールで「工業製品としての兵器」を描く著者の作品集。特に日本が敗勢一辺倒になってからの兵器は、特攻兵器も含まれているため、粛然とした感想を抱かざるを得ない。「蛟龍」とか二度と同発想の兵器が出てきてほしくないと思う。2022/12/17
かやは
8
雑誌に掲載されたものをまとめた一冊。大変マニア向けだと感じた。情報量が凄すぎて全て把握しきれなかった。必死兵器「伏龍」の存在自体は知っていたが、機能の詳細は初めて知った。呼吸の仕方一つで死に至り、筒型の潜水兜はボルトで締められているため自分で外すことはできない。特攻といえば空のイメージでそちらは映画化もされているが、海の特攻は映画化されないのかな。2023/02/02
鈴木誠二
1
ひたすら堪能!イラストも素晴らしいが、作者ならではのさまざまな観点での解説や考察コメントも相変わらず良かったです!2019/12/23