内容説明
秀忠・家光の寵臣として活躍した、かつての猛将のもうひとつの顔!関ヶ原の戦い後に改易されるも、復権して旧領を回復。将軍秀忠・家光による数寄屋御成に、御三家当主や藤堂高虎、丹羽長重らとともに随行した立斎(宗茂)。茶席では武将としての豊富なキャリアと、博学多才ぶりを発揮する。
目次
第1章 武将としての事績
第2章 宗茂の茶の湯の先行研究
第3章 宗茂と大徳寺
第4章 京都商人富士谷家
第5章 徳川秀忠・家光の御伽衆
第6章 細川忠興との親交
第7章 宗茂の茶道具
第8章 おわりに
著者等紹介
岡宏憲[オカヒロノリ]
1982年、長崎県生まれ。2007年、九州大学大学院人文科学府歴史空間論専攻日本史学専修修士課程修了。2007年より住友電気工業(株)に入社、業務の傍ら茶道史研究を行う。専門は近世茶道史。茶の湯文化学会幹事、茶書研究会研究調整幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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