戦艦大和の収支決算報告 - 建造費・維持費・戦費から見た戦艦大和

個数:

戦艦大和の収支決算報告 - 建造費・維持費・戦費から見た戦艦大和

  • 青山誠
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 彩図社(2019/08発売)
  • ポイント 13pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 13時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784801303911
  • NDC分類 397.21
  • Cコード C0021

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

流言

19
同じ千円でも、社会人と小学生では全く価値は異なる。これと同じように、戦艦大和一隻に『採算がとれたのか』という視点を持ち込むのはアンフェアなように思えるが、ハッキリわかる銭という視点から読み解いたのは楽しめた。個人的には、日本は二次大戦で敗戦してなきゃ事実上の軍事国家として莫大な軍事費がかかったまま時間を重ねていただろうし、東アジアの親米国家としての今があるだけでも充分に価値はあった……と思うけどね。大和が割に合うか、というならそもそも当時のあれだけの軍実力を持つことは適当だったのかという話をしなくちゃね。2019/09/08

えぬ氏もわるよのぉ

7
戦争とはお金のかかるものだ。大和の直接の建造費、造船ドックの拡張費、工作機械の輸入費、完成後の維持費等々、天文学的数字の頻出に目眩を覚えた。貧乏国だった戦前の日本は、平時でも国家予算の三割が軍事費。今日の感覚からすると、ずいぶん背伸びをしていたものだ。司馬遼太郎が、日本は日露戦争後は軍縮して分相応な軍備にすべきだったと言っていたが、一度大きくなった組織を縮めるのは難しい。内部の人間の既得権益に直接絡むから。2021/08/13

porisan

6
国家予算が15億と言われる時代に1億3500万円の建造費をかけ、目的であった艦隊決戦の主役として使われる事なく約4年で撃沈された大和、これだけ見れば収支が黒字である訳無いのは明白。ただ、大和の建造で培った技術が戦後の技術大国日本に大きく関わったことを考えると一概に赤字とは言い切れないのかもと思える。ちなみに、現在の国家予算が106兆6000億、最新のイージス艦が2400億って事です。大和って当時の日本が無理くり造った戦艦っだたのですね。2021/08/27

decomo

3
アルキメデスの対戦を見て、「数字は嘘をつかない」という言葉にひかれました。この本はまさに数字。戦争が人道的な問題よりも、財政的に無理!軍費が国家予算の100パーセントってヤバいでしよっ。北朝鮮どころの騒ぎじゃないですよ。70年前の日本。いやー目からウロコな一冊でした。2019/09/07

Meistersinger

2
確かに失敗だった大和だが、「どこで軌道修正(建造中止や艦種転換など)すべきだったか」は結論が出ない。戦艦が主役だったことは当時は間違いなかったし、条約などの制約下で一点豪華主義を図るのも間違いではない(一応は四番艦まで建造する計画はあったし)。就役直後から使い惜しみしないというのが一つの方法だったろうけど。戦前の日本外交と同様に、明確な失敗への分岐点を見出すのは難しい。2021/09/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14216106
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。