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スター・ウォーズ 禁断の真実(ダークサイド)

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800317643
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0274

出版社内容情報

遂に完結となるスター・ウォーズ。今まで語られてこなかった歴史を振り返る!

内容説明

1977年に劇場公開されて以降、スター・ウォーズは新たなるアメリカの神話として愛され、世界中に広がった。ルーカスは戦争に勝利した。『スター・ウォーズ』世界はいま、ルーカスの手から離れ、新しい世代の作り手に引き継がれた。その結果、戦火は拡大した。触れてはいけない『スター・ウォーズ』の核心を暴き、その行き着く先を徹底的に検証する。

目次

プリクエル三部作 1999~2005年(『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』;『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』;『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』)
アンソロジー・シリーズ 2016~2018年(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』;『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』)
トリロジー三部作 1977~1983年(『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』;『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』;『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』)
シークェル・トリロジー劇場公開作品 2015~2017年(『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』;『スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ』)

著者等紹介

高橋ヨシキ[タカハシヨシキ]
1969年、東京生まれ。デザイナー、映画評論家、サタニスト。雑誌『映画秘宝』にてアート・ディレクター、執筆で参加する傍ら、テレビ、ラジオでも活躍。著書多数。メールマガジン『高橋ヨシキのクレイジー・カルチャー・ガイド』(まぐまぐ!)配信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

185
スターウォーズの禁断の真実ではない情報が満載。タイトルは出版社の意向でこうせざるを得なかったとか。『…の話は有名すぎるので割愛』などという記述もあるので、狙いはディープなファンだろう。映画の裏設定や、制作秘話などからの蘊蓄を並べ立てるばかりのオタク本かと思いきや、割と真面目に映画評の観点から制作当時の映画の潮流、モンド映画や当時の冒険映画との関連なども語られる。スターウォーズの裏設定などに少し通じてないと、面白くないかもしれない。2020/10/28

たか厨

24
この筆者の本は初めて。ただし筆者が、宇多丸と『スター・ウォーズIX』について、思いの丈と舌鋒鋭い批判を語り尽くした『「スカイウォーカーの夜明け」ネタバレ全開感想座談会』(YouTubeに録音あり)は聞いていたので、筆者が広範な知識を持つ、熱いSWファンであることは事前に知悉。その人物がSWの「禁断の真実」とやらについて著したとあれば、そりゃ読むでしょう。本書ではエピソード1から8(本書の執筆時、9はまだ未公開)、『ローグ・ワン』『ハン・ソロ』の各作品について、筆者の思うところや薀蓄などが語られる。(続)2020/03/17

vaudou

9
「ルーカスは『モンド的な視点』をSF的な文脈に投入することで『スター・ウォーズ』世界に広がりをもたせ、また『宇宙のベトコン』たるエイリアン種族の生態を生き生きと描き出すことに成功した、というべきか」「ガンガ・ディン」からの影響とか諸々面白かった。2020/03/21

ポルポ・ウィズ・バナナ

8
スターウォーズを軸に据えているけど話は多岐に渡り普遍的なポップカルチャー論として成立してて最高に面白い。SWの魅力の一つは「主人公の行動が大局に影響を及ぼさない」ことだと思うんだけど、この本はある意味その構図になっているかも(やや強引)。ちゅうかシークェルの批判は多々あるけど、そこを押さえてないのが大きいような気がする。それはつまり「神話性」への依拠で実際そうなってるよな新三部作。ヨシキさんこの本のなかで「フォースは他者との関係性のアナロジー」と書いてはるんでいつかシークェルも好きになってくれたらいいな。2020/01/18

出口求

7
確かにタイトルは安直すぎて高橋ヨシキさんらしくない。しかし中身は完全100%ヨシキ節が詰まっている。単なるスターウォーズマニアブックではなく、作品をそれぞれ制作してった監督や総指揮者の思いを出来るだけ多くの文献や資料にあたって解釈するという本。スターウォーズについてはもちろんある程度知っている必要があるし、はっきり言ってしまえばストーリー解説すらほぼない。ルーカスが求めていたものと、今後の作品の乖離などを鋭く指摘している。ヨシキ節が好きなファンにはおすすめの一冊。2020/01/07

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