イップスは治る!

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800315915
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

出版社内容情報

できていたプレーが突然できなくなる――。体が思うように動かない――。スポーツ界では、そんな症状を「イップス」と呼びます。イップスに見舞われた選手は「精神的に弱い」「もう治らない」などと指導者から断じられ、競技をあきらめてはいないでしょうか。原因は何か? そして改善策はあるのか? イップスに迫ります。

内容説明

できていたプレーが突然できなくなる―。なぜ、「イップス」になってしまうのか?謎多き病の正体と克服法に迫る!日刊スポーツの人気コラムを書籍化!

目次

第1章 イップスとは何か?(イチロー選手も悩まされた;そば打ち名人も頼るイップス先生 ほか)
第2章 イップスに立ち向かう者たち(大学生A外野手の場合;ボールコントロールはボディコントロール ほか)
第3章 指導者たちはイップスとどう闘っているのか(マフィア撲滅を目指すグループ(ベースボール・コーチング・アカデミー校長 寺澤恒氏)
野球は1人でやるものではない(横浜DeNAベイスターズ事業本部野球振興・スクール事業部 鈴木尚典氏) ほか)
第4章 プロ野球選手が語るイップス体験(やめる勇気に救われた(ソフトバンク 武田翔太投手)
フォーム変更からイップスに(元巨人ほか 小野仁投手) ほか)
第5章 イップスは克服できる!(ソフトバンクにメンタルアドバイザーを招いた男;メンタルの弱い選手をどう導いていくか ほか)

著者等紹介

飯島智則[イイジマトモノリ]
1969年、横浜市生まれ。93年に日刊スポーツ新聞社に入り主にプロ野球を担当。松井選手の大リーグ移籍に伴い、渡米して密着取材を行った。その後は日本野球機構(NPB)担当として球界再編後の諸問題を取材した。11年から7年間の野球担当デスクを経て18年から取材活動を再開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroo Shimoda

3
練習し過ぎることで起こるとは。煮詰まったらしばらく離れるってのはベタだけど正解なんだな。2019/03/31

ぞね

2
「なるほど」と思うこともあったが、全体的には浅い内容かと。同じ取材形式のイップス関連の本なら、澤宮優氏の『イップス 魔病を乗り越えたアスリートたち』(角川新書)の方が遥かにクオリティが高い書籍のように思える。 野球の米国人コーチから「日本では、マフィアが野球を教えているんだろう?」と言われたエピソード、日本の吹奏楽界もそういった面があるし、他の分野でもそうなのだろうなと思った。2023/04/22

栗山いなり

2
イップスについての最新の理論や実際に行われているイップスへの対策、イップスを経験した野球選手の告白を記した一冊。イップスは決してメンタルだけで起こるものじゃない事をはっきり認識できたのと同時にやはり藤浪はイップスではないかという考えも強くなった2019/04/13

JATZ

1
10年以上前、肩を痛め2年くらいボールが投げられず、もう大丈夫かなとキャッチボールをしてみたところ全く投げ方がわからない。何故か距離が離れて力を入れると自然と投げられる。 なった人にしか分からないけど、楽しかった野球が苦痛でしかないんですよ。それがもし高校野球やプロの選手の身に降りかかったら地獄の様な日々だろうと思う。 そんな体験談から、克服への取り組み、指導の問題など、様々な人への取材を基に書き下ろされたイップスの方への光明となる名著だと思います。 松井秀喜さんからも私からもおすすめです。

アリヤス

0
投げる手が体に当たったり、ワンバウンドになったり、ストレートだけ外れたり、カットマンに返球するときだけコントロールが乱れたり、やはり色々なパターンがあるそうだ。解決方法はやはり千差万別。 改善している例もあるが改善していないような例もあったりで第一線でやっている人でも苦労している様子。やはり難しさを感じた。イチローもなっていたのには驚いた。2020/01/14

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