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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
65
頑張る本屋さんの後押しをするMOOKです。注目の新規店や、面白い取り組みをする店を取りあげつつも、書店経営の厳しい現状を数字やグラフで訴えています。「本屋へ行こう!!」の主旨はそこにあるのでしょう。ネットに流れる読書家を堰き止め、本選びの楽しさ、購入する事への意義を本ダムの中から呼びかけています。読書家の癒やしは『本浴』。四方を囲む本棚の中で、五感を開放したいですね。素敵な書店情報を得て、とっておきの一冊を探す旅に出掛けましょう。本屋さんの舞台裏も覗き見出来ますよ。2015/11/04
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54
初版2015年。楽しい本。同じ本が並んでいるはずでも、棚や敷地の感じで、全然違って見える。店員さんのこだわりに降れるのも、本屋さんに行ってわかる、ならではの楽しみですね。2015/11/25
hnzwd
54
本屋特集。今まで漠然と好きな本屋を分類してましたが、「棚を作る」という言葉を見て、納得しました。棚の見方が少し変わった気がします。こちらも付箋つけながら再読します。2015/11/30
積読書店員ふぃぶりお
24
本屋好きによる本屋愛に溢れた1冊。全国・地域チェーンと独立・個人店、大型店と小規模店、老舗店舗と新規出店、新刊書店と古書店。形態は、違えど「本」という共通キーワードによってつながる人々。運営・開業や棚づくり等への関係者インタビュー、業界人が推す新刊書店紹介、本屋リスト、書店業データ分析、業種変遷史、評論まであるという盛り沢山な内容。本屋は職人たちにより作られた本好きの遊園地かもしれない。おもしろい書店のこれまでと今、そしてこれからを読むと「こんな本屋が近所に欲しい!!」気持ちにさせられること間違いない。2015/09/26
阿部義彦
20
今月の一冊目は、洋泉社のムックです、決めては山崎ナオコーラさんの寄稿ですね、アロナワ書店のモデルは吉祥寺のブックスルーエだとか、その他、永江朗さん、吉田豪さんなども、執筆対談などをなさってます。銀座で一冊の本だけを売る「森岡書店」には驚きました!棚づくりの秘密そして棚づくり論が良かった、今でもスリップは強力な武器なんですね。古書店放浪記も面白く読めました。個人的には、近い事もあり盛岡の「さわや書店」には、一度は行きたいと思いました。 フリーペーパーも凄いです。 裏表紙を見れば買わずには居られなくなります。2015/10/01