宝島社文庫 このミス大賞<br> 筋読み

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宝島社文庫 このミス大賞
筋読み

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800280183
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

第16回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞受賞作品です! 天才的な筋読みから「ヨミヅナ」と呼ばれる警視庁捜査一課、飯綱。ある女性殺害事件にて、山下という男が出頭してDNAも現場の痕跡と一致したことで決着した。しかし異議を唱えた飯綱は捜査から外される。あてがわれた神田の交通事故の捜査は、バイオ研究所の車から飛び出した男が対向車とぶつかったが、再び社用車で連れ去られたという。程なく四谷の研究所施設から事故被害者を保護し、ひき逃げ・誘拐事件は一件落着かと思われたが、少年のDNAが山下と一致し……。

内容説明

女性モデル殺害の疑いで山下という男が出頭。殺害現場で採取されたDNA型が山下のものと一致したため起訴間違いなしと目されたが、警視庁捜査一課の刑事・飯綱だけは異を唱え、捜査を外されてしまう。同じ頃、少年が車に轢かれ、直後に連れ去られる事件が発生。担当をあてがわれた飯綱は少年の居場所を特定し無事保護したが、少年から山下と全く同じDNA型が検出されたとの報せが入り―。

著者等紹介

田村和大[タムラカズヒロ]
1975年、神奈川県生まれ。一橋大学法学部卒業。NHK報道記者を経て、弁護士。第16回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『筋読み』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aquamarine

93
ある事件の被告人と全く別の事件の被害者のDNA型が一致するという科学的にありえないことが起きる冒頭でがっつりつかまれました。とにかくどうしてそんなことが起きたのかが気になって先へ先へと一気にページをめくりました。予想外の展開もあり、よくできていると思います。DNAに関する話はとても興味深かったです。主人公が天才的な筋読みから「ヨミヅナ」と呼ばれる刑事なのに、ラストのお膳立てが凄すぎてそれが薄く感じてしまったのが残念でした。受賞作でデビュー作ですから、たくさん書いてこなれてくる今後の作品に期待しています。2018/06/16

イアン

69
★★★☆☆☆☆☆☆☆ このミス優秀賞に輝いた田村和大のデビュー作。初読は2年前、ちょうどDNA型鑑定の研究をしていた頃だったので、鑑定方法やデータベースの運用方法などよく調べられているなと感心した記憶がある(例えばDNA鑑定ではなくDNA〝型〟鑑定と表記している点など)ただ、小説としては文章が固く人物も地味であるため、面白みに欠ける印象は否めない。作品の肝となる「別の人間から全く同じDNA型が検出された理由」も拍子抜けの感がある。例えば誉田哲也が姫川シリーズで書いたら全く別の印象になっていたかも知れない。2020/08/25

ナミのママ

65
【刑事・探偵週間@月イチ】第16回『このミス大賞』優秀賞受賞。主人公は事件推理の筋読みに長けた捜査一課の刑事・飯綱。二つの事件のDNAが一致したという事件がなかなか面白かったです。クローンもかなり好きですが、理系の説明が多く難解に感じた部分もありました。評価はイマイチのものが多いようですが、私は次作も読んでみたい作家さんです。2019/02/23

ren5000

58
筋読みの得意な主人公がいまいち能力を発揮してないような印象を受けました。地道な捜査の積み重ねを書き連ねているけど、最後の真相が明らかになるところでは化学的な話がダラダラ長すぎて途中から斜め読み。一番大事なとこなのにちょっと残念でした。2018/04/28

タイ子

57
スジ読みの飯綱=ヨミヅナと呼ばれる神田警察署の刑事。数日前に起きた事件の容疑者が勾留期限間近になって、飯綱は違う事件に回される。が、奇妙な事にこの2件の容疑者と被害者の全てのDNAが一致。何故?!ここからストーリーが走り出す。新人作家さんとは思えない、いや新人作家さんだからなのか、警察小説の王道とも言える部分が随所に垣間見える。事件の核となるものには驚きと目のつけどころが面白くてさすが「このミス」受賞作だと。終盤に向けてストーリーがどんどん変化、飯綱刑事も翻弄されるところが面白い。警察小説に限界なしですね2018/03/05

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