お父さんの日記

かあい がもん【著】

宝島社（2017/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 271p／高さ 19cm
• 商品コード 9784800276452
• NDC分類 772.1
• Cコード C0039

出版社内容情報

42歳の中卒の父親、23歳と15歳の息子。一家全員フリーター……? それでも家族はこんなに楽しい! 問題続出の家族の日常も、感じ方によっては幸せな毎日となります。漫画家・瀧波ユカリ氏がツイッターで絶賛すると、たちまち「癒やされる」「文才がすごい」と1日で47万PVを突破した、俳優・河相我聞のブログ『かあいがもん「お父さんの日記」』が、堂々書籍化。すべての親と子に贈る、なぜか心がキュンとする泣き笑い脱力エッセイです。

内容説明

４２歳中卒の父親、２３歳と１５歳の息子。一家全員フリーター…？それでも家族はこんなに楽しい！大人気ブログ、奇跡の書籍化！

目次

第１章　不思議な家族（不思議な家族；ツンデレ　ほか）
第２章　長男とわたくし（聞けない理由；自立　ほか）
第３章　次男とわたくし（死ぬ前に；割合　ほか）
第４章　勉強ってなんだろう（父として考えなければならないときがきたようだ；息子が高校には行きたくないと言ってるんだがどうすればよいか　ほか）
第５章　理想と思想（今日という今日は、親としての本音を語ろうと思う；ゲーム　ほか）

著者等紹介

かあいがもん［カアイガモン］
１９７５年生まれ。俳優。埼玉県出身。１０歳のときに児童劇団に入団。近年はサスペンスドラマや舞台に出演するほか、ＣＭのナレーションなどの活動をしている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[いつでも母さん]

みんなが皆、こうだとちょっと困るかも・・でも、いろんな形の家族が有っていい。何よりちゃんと家族だ。文章を心のままに書くのが難しいのは余計な諸々を考えちゃうからだよね。ブログだと自由に綴られるという感覚は私には無いもの。ちょっと羨ましい。そういう時代なのね。誰の目にとまるかー【芸能人】だからと言って誰でも面白かったり興味を引くわけではない。河相我聞さん、しばらく振りにTVで観たらそれなりの年齢になっていて自分の歳を棚に上げて懐かしかった。そして「がんばれ、お父さん」て思って読了した。

2017/11/27

[nyaoko]

河相我聞さんの子育てブログが書籍化されたと知ってすぐに図書館へ。思うままに綴られているんだけど、とても読みやすくて優しくて、我聞君の人柄と息子達が素直に育ってるのが伝わってきます。勉強嫌いな次男が高校に行かないと言った時、腹を括って受け止めるって、なかなかできないです。私は息子が勉強嫌いだから、高校行かないって言った時は、自分の脳ミソLvを棚に上げて「高校だけは行きなさい」とまくし立てたものです。息子の決めた事に、全力で応援するし、責任も取るぞ、なんて言えるんだから、本当に頼もしいお父さんになってるなぁ

2017/12/10

[ぶんこ]

河相我聞・・・懐かしい。結構好きな俳優さんでしたが、男の子２人のお父さんになっていました。それも素敵なシングルファーザー。学歴や小学校での勉強について考えてしまう内容ではありますが、深刻な重さはなく、ご自身の歩んでこられた子ども時代をかえりみて、お子さんたちの勉強、進学に柔軟に対応されているのが驚きでした。こういう柔軟さを持った親は少ないと思うので、お子さんたちにとっては理想の父親なのかな。40歳過ぎてから大検を受けようとする発想と実行力にも驚かされました。

2020/12/29

[きさらぎ]

一晩で″バズり″、書籍化までしてしまうとは、ネット社会ならではの現象！ ブログを読む前の河相我聞さんに対する印象は、暗くて冴えない役柄が多い元イケメン俳優って感じだったけど(ラーメン屋の件は知らなかった)、実生活では男の子二人の父親だったんだなぁ～ 若くして父になったからか、生い立ちからか、はたまた持って生まれた性質なのか、独特な考え方をされていて、それが結構、生きていくための本質を突いている。 文章がユニークで面白く、肩の力を抜いて読める本。

2017/09/10

[milk tea]

微笑ましい家族の楽しい本でした。我聞さんは、なかなか惹きつける文章を書かれるんですね。「好きな様にするんだ、責任は一緒に取る」という父親でありたい。素敵なお父さんです。

2017/09/14