内容説明
「また会いたい」と思わせる35の社交辞令。見た目でわかる生態解説付き!
目次
1 見るからに損している人のほめ方(ブス;デブ ほか)
2 完全にウザい人のほめ方(超体育会系;健康オタク ほか)
3 限りなく残念な人のほめ方(バカ;ダメ人間 ほか)
4 逆にほめづらい人のほめ方(イケメン;美人 ほか)
5 まあまあ浮いている人のほめ方(下ネタ大王;老けすぎている人 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
非日常口
23
怒るとフリーズするゆとり世代が社会に現れだして数年。対処として、褒めると激烈に褒めるという使い分けで差別化もどきをしている中間管理職もいる。学生ばかり相手にしている中年は、自分も若いと勘違いして程度の低い名言を羅列するペテン臭い輩もいる。他方、地元コミュニティでは、定年して「会社では俺は偉かった」みたいなおっさんが増加。仕事人間だったと言えば聞こえは良いが、専門以外何も趣味もない人とも言える。要は、そういう残念な痛い連中をキレイゴトではない言い回しで内心茶化しつつ不快にさせないかだ。そのネタ本が本書。2015/01/29
よしよしニャンコ
18
再読。残念な欠点を持つ人の褒め方を指南するとのことだが、「その褒め方は失礼だろ!」とつっこみたくなるような代物ばかりである(著者自身もそれを認識して書いてる節がある(笑))。それよりも本書の真髄は、ある種の人間の欠点の裏にある心理を、深い洞察力で掘り下げて説いてくれている点にあるのではないか。要するに深い「人間理解」だ。「そうそう。こんな残念な人がいるよね」という共感も覚えつつ、たまにまさしく私のことを言われているようで苦笑いしてしまうくだりもある。人見知りは極度の気にしいか。2017/11/08
ジロリン
16
読んだ本、というか先日息子が「正しい太鼓の持ち方」を買って、大喜びで読んでたので、書店で見かけたこの本を買って来てあげた。こういう本からドラマを作ろうとする発想が凄い。そしてそれをチャンと面白いものにしてる脚本も凄い。2015/02/22
すみけん
13
表題よりはマトモ?な内容。色々なタイプの人とのコミュニケーションの取り方をユーモアを交えて書かれている。つい「フフッ」となる文面もあり、気楽に息抜きとして読めた。生態が書かれたコメントとイラストが面白い。2015/01/06
にらさき
10
タイトルと内容に差異あり。あらゆる欠点に対し、ケース毎に相手に対する太鼓持ちを紹介。面白いと言えば面白いけど、陰口叩いてるみたいで気がひける部分が多かった。バツイチの人に「でもまだ男(or女)捨ててないってカッコいいですよね」とかはポジティブでいいな、と思った。2018/01/01