内容説明
創始以来、ポジティブ心理学という新しい潮流をリードしてきた著者による10年ぶりの注目の新刊。伝統的な心理学は「人間の苦しみを和らげること」を目標とするが、ポジティブ心理学の目標は異なっている。それは「人生を最も価値あるものにすること」にある。本書で著者は初めて「本物の幸福とは何なのか?」を問い、ダイナミックな新しい概念を提示している。
目次
第1部 新・ポジティブ心理学(ウェルビーイングとは何か?;幸せを創造する―ポジティブ心理学エクササイズ;薬とセラピーの“ばつの悪い秘密”;ペンシルベニア大学MAPPプログラム;ポジティブ教育―学校でウェルビーイングを教える)
第2部 持続的幸福への道(知性に関する新理論―根気、徳性、達成;アーミー・ストロング―総合的兵士健康度プログラム;トラウマを成長に変える;ポジティブヘルス―楽観性の生物学;ウェルビーイングの政治学・経済学)
著者等紹介
セリグマン,マーティン[セリグマン,マーティン] [Seligman,Martin E.P.]
ペンシルベニア大学心理学部教授。学習性無力感、抑うつ、楽観性、ポジティブ心理学、総合的兵士健康度プログラム等の研究で知られる。1996年、アメリカ心理学会の会長に選任された。アメリカ心理学会(APA)から特別科学貢献賞を複数回受賞。科学的心理学会(APS)から、基礎科学への貢献によりウィリアム・ジェームズ・フェロー賞を、心理学的知識の応用への貢献によりジェームズ・マキーン・キャッテル・フェロー賞を共に受賞。2009年、長年の心理学への貢献を評価され、英国学士院から初代ワイリー賞を受賞
宇野カオリ[ウノカオリ]
兵庫県芦屋市生まれ。幼少期よりケニア、アメリカなど海外諸国に在住。国際基督教大学教養学部卒業。ペンシルベニア大学大学院応用ポジティブ心理学修士修了。同大学ポジティブ心理学センター研究員、ミシガン大学ロス・スクール・オブ・ビジネスポジティブ組織研究センターフェローを経て、現在、社団法人日本ポジティブ心理学協会代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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