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内容説明
もうこれ以上、原発だけに頼ることはできない。もはや地球レベルの問題になりつつあるエネルギー不足の問題は、宇宙太陽光発電所の建設が有望な解決方法である。そして日本は、今こそ世界をリードすべきなのだ。長年、国内外の多くのプロジェクトを導いてきた第一人者が、その可能性と希望にあふれる未来について語る。
目次
第1章 どうなる?現代文明(人口;生存物資;エネルギー;豊かな社会と地球の破産とのジレンマ;病める地球の治療法とは?)
第2章 わが国の宇宙開発の現状(宇宙フロンティアの拡大までの歴史;世界の宇宙開発の足跡;私の宇宙科学研究の一端;宇宙太陽光発電所(SPS)とマイクロ波送電技術への私の歩み
宇宙科学の目的は何か
地球閉鎖系文明から宇宙開放系文明へ)
第3章 宇宙太陽光発電所(SPS)構想とは―「病める現代文明」救済の国家戦略(日本よ、決断せよ―エネルギー小国から宇宙エネルギー大国へ;宇宙太陽光発電所(SPS)とは
マイクロ波エネルギー伝送技術とは
その先の宇宙立国へ舵を切れ)
著者等紹介
松本紘[マツモトヒロシ]
1942年、奈良県生まれ。工学博士。専門は、宇宙電波工学・宇宙プラズマ物理学・宇宙エネルギー工学。1965年、京都大学電子工学科卒業。工学部助教授、生存圏研究所長、理事・副学長などを経て、2008年10月より京都大学総長。SGEPSS学会会長、国際電波科学連合(URSI)会長、内閣府関係の委員などを歴任。ガガーリンメダル(ロシア)、紫綬褒章、Booker Gold Medal(USA)など、国内外の賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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