ジョイ・インク―役職も部署もない全員主役のマネジメント

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ジョイ・インク―役職も部署もない全員主役のマネジメント

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  • サイズ A5判/ページ数 332p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784798148786
  • NDC分類 336
  • Cコード C0034

出版社内容情報

三方一両得の経営がここにある!全米のコンサルタントが見学に訪れる小さなソフトウェア会社の奇跡の企業文化を見よ。全社員が仕事に喜びを感じられる環境を作る



官僚主義や長時間労働、顧客との信頼問題、社員間の関係の崩壊など、

過剰な市場競争のもとでは企業のブラック化を止めるのは困難極まります。

「見える化」やリーン、シックス・シグマなどの解決手法を導入しても、

持続できずにむしろ悪化させてしまうケースがほとんどです。



しかし、米国で最も幸せな職場と言われるメンロー・イノベーションズ社は

「働く喜びの追求」を経営の柱にし、このような問題を解決しました。



本書では同社の創業者かつCEOであるリチャード・シェリダン氏が、

職場に喜びをもたらす知恵や経営手法だけでなく、顧客も巻き込んで

より良い製品を作り、事業を継続させる手法も惜しみなく紹介しています。



【手法の一例】

・階層がない組織: 上司が存在しない

・ペアでコンピュータを共有: 常に二人一組で作業を行う

・ショウ&テル: 二週間ごとに進捗と状況を報告する顧客との合同イベント

・デイリースタンドアップミーティング: 毎朝10時の全員参加の民主的会議

・地下駐輪場を使った仕切りのないオフィスでワイワイガヤガヤ働く

・仕事内容や進行、給料までオープンにして、信頼を生む



こうした手法の一つひとつが社員に安心と成長の機会を与え、

働く喜びと目覚ましい成果を生み出すのです。

人員採用から職場環境、プロジェクト管理まで、すべての業務に

良い変化を起こすための、経営者必携の1冊です。



推薦者まえがき(玉川 憲)

イントロダクション

1章 僕が喜び(Joy)にたどり着くまで

2章 スペースとノイズ

3章 自由に学ぶ

4章 会話・儀式・道具

5章 インタビュー・採用・立ち上げ

6章 観察のもつ力

7章 恐怖と戦い、変化を抱擁する

8章 ボスではなくリーダーを育てる

9章 カオスを終わらせ、曖昧さをなくす

10章 厳密、規律、品質

11章 持続可能性と柔軟性

12章 スケーラビリティ

13章 説明責任と結果

14章 アライメントー向きを揃える

15章 問題

16章 まとめ――喜びのなかへ

エピローグ――ひらめき

お勧めの先生たち

推薦者あとがき(川鍋 一朗)

本書に寄せて(ケリー・パターソン)



リチャード・シェリダン[リチャード シェリダン]

原田 騎郎[ハラダ キロウ]

安井 力[ヤスイ ツトム]

吉羽 龍太郎[ヨシバ リュウタロウ]

永瀬 美穂[ナガセ ミホ]

川口 恭伸[カワグチ ヤスノブ]

内容説明

予測可能な成果を生む、シンプルで繰り返し可能なプロセス。従来の人事が必要なくなる、効果的な人事管理。意図した消費者のために、専用に設計したプロダクト。問題を知らせる電話が決してかかってこない品質プラクティス。Joy,Inc.は官僚主義の入り込まない組織構造や、会議なしで意志決定する方法を教えている。

目次

僕が喜び(Joy)にたどり着くまで
スペースとノイズ
自由に学ぶ
会話、儀式、道具
インタビュー、採用、立ち上げ
観察のもつ力
恐れと戦う、変化を抱擁する
ボスではなくリーダーを育てる
カオスを終わらせる、曖昧さをなくす
厳格、規律、品質
持続可能性と柔軟性
スケーラビリティ
説明責任と結果
アライメント―向きを揃える
問題
まとめ―喜びのなかへ

著者等紹介

シェリダン,リチャード[シェリダン,リチャード] [Sheridan,Richard]
米国のソフトウェア開発会社「メンロー・イノベーション社」CEO兼共同創業者。メンロー社は、職場の柔軟性におけるビジネス・エクセレンス部門にて、アルフレッド・P・スローン賞を7年連続で獲得。また、Inc.誌による「独創的な小さな会社25」や、WorldBlu主催の「世界で最も民主的な職場リスト」に選出されるなど、多くの国際的な賞を受賞している。メルセデス・ベンツ、ナイキ、3Mなど大企業のビジネス会議にも頻繁に招聘され、講演している

原田騎郎[ハラダキロウ]
株式会社アトラクタ代表アジャイルコーチ、ドメインモデラ、サプライチェーンコンサルタント。認定スクラムプロフェッショナル。外資系消費財メーカーの研究開発を経て、2004年よりスクラムによる開発を実践

安井力[ヤスイツトム]
アジャイルコーチ、コンサルティング、ファシリテーター、ゲームを使ったワークショップのデザインと提供が中心の、開発者、翻訳者

吉羽龍太郎[ヨシバリュウタロウ]
クラウドコンピューティング、DevOps、インフラ構築自動化、アジャイル開発、組織改革を中心にオンサイトでのコンサルティングとトレーニングを提供。認定スクラムプロフェッショナル(CSP)/認定スクラムマスター(CSM)/認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)。Developers Summit 2016ベストスピーカー(1位)

永瀬美穂[ナガセミホ]
アジャイルコンサルタント。産業技術大学院大学特任准教授。受託開発の現場でWebアプリケーションエンジニア、プロジェクトマネージャーとしての経験を重ね、2009年頃より所属組織でのアジャイルの導入と実践を通じ組織マネジメントを行う。現在は顧客へのアジャイル導入支援、教育研修、コーチングをしながら、産業技術大学院大学で教鞭を執る。Scrum Gathering Tokyo実行委員(2011‐2015)/認定スクラムプロフェッショナル(CSP)/プロジェクト・マネジメント・プロフェッショナル(PMP)

川口恭伸[カワグチヤスノブ]
楽天株式会社アジャイルコーチ。金沢大学経済学部卒、北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科修了。その後14年間、株式会社QUICKに在籍し、プロダクト開発や社内向けツールの開発を行う。2011年よりアギレルゴコンサルティング株式会社を経て、2012年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニョンブーチョッパー

7
★★★★★ アジャイルの手法を用いると「働く喜び」に繋がりそうだということはなんとなく感じられるのだけれど、いかんせん、物語形式だと、文章がズバッとダイレクトに心に突き刺さるみたいには感じられず若干もったいないことをしたように思う。再読したらもっと刺さる個所が見つかるかもしれない。変化を起こすには小さく(少人数で範囲を限定して)始めるのがやっぱり良さそう。「ストーリーカード駆動の、五日間の繰り返しサイクル」のような「硬い運用システム」を10年以上続けているというのはすごい。2022/12/30

Tenouji

6
エクストリームプログラミングやアジャイル・スクラムの実践の書なのだが、仕事に喜びを感じるには、という視点で語られている。そうなんだよね、仕事は人間と社会をつなぐ場なんだけど、そこになぜ心の話を持ち込んだらいけないんだ、ってことなんだろうね。ペアプログラミングと、カードによるタイムスロット管理を強調してるけど、社内プロジェクトがうまくいかないと書いてあるのが意外だった。2017/03/08

monotony

5
ハイテク人類学者って言葉が妙に刺さる。ITや技術に興味はあってもバリバリのエンジニアではない、それでもITや技術で世の中に役立つことをしたい、人を喜ばせたい。自分が目指したいものはコレなのかも。そう思えた。そんなハイテク人類学者やエンジニア、マネージャーが一体となって「喜び」を追求するIT企業メンロー・イノベーションズの取り組みを創業者自らが語る。追求しているのは「幸せ」ではなく「喜び」。やってることはアジャイルの徹底・拡張。ペア行動をエンジニアだけじゃなくてマネージャにも適用しているのが印象に残った。2017/03/20

monotony

4
ハイテク人類学者をもう少し深堀してみたいと思ってKindle版で再読。改めて読んでみるといわゆるUI/UXデザイナーに近い役割なのかなとも思えてきて自分の指向性との違いも見える。そもそも人類学者という言葉自体がふわっとしてるので、その辺は状況によって解釈は変わるのだろうけど。いずれにしてもJoy,Incは企業のあり方の理想の一つとして興味深い。2017/05/31

坂本新

3
面白かった。どうせ働くなら楽しく働きたいという、ある成功者の本である。ただ、勘違いしてほしくないのが、これは自己啓発系ではなく、超優秀な人だからこそ、楽しく働く環境を手に入れられるという体験談の本である。言い換えると、超優秀な人でも、楽しく働く環境を手に入れたいと願わなければ、土日もなく毎日夜中まで残業させられるような職場で働くことになってしまうという注意喚起の本なのだと思う。超優秀な人であれば、楽しく働くことができる会社を作ることが可能だという事例の本なので、世のエリートにはぜひ読んでほしい一冊である。2017/07/17

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