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日本のイノベーションのジレンマ―破壊的イノベーターになるための7つのステップ

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  • サイズ A5判/ページ数 297,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784798128214
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C0034

出版社内容情報

テレビ、携帯電話、カメラ――日本企業が陥った『イノベーションのジレンマ』と、『イノベーションの解』に基づく処方箋

クレイトン・クリステンセン教授 強力推薦!

私のクラスで目覚ましい才を発揮した玉田氏による本書は、日本経済の「失われた20年」の原因を解き明かし、日本再生に向けた「解」を示すだろう

【多くの日本企業が陥っている“イノベーションのジレンマ”とその処方箋】

シャープやソニーの赤字転落、携帯電話やテレビ事業の不振など、日本の産業の地盤沈下が進んでいます。その原因は、韓国・台湾・中国を筆頭とする新興国の勃興とともに、日本企業の多くが「登れるが、降りられない」という「イノベーションのジレンマ」特有の現象に陥ってしまい、新たなイノベーションを起こせなくなっていることにあります。

本書は、クレイトン・クリステンセン教授からイノベーションのマネジメントについて指導を受け、『イノベーションのジレンマ』の監修を務めた玉田俊平太氏により、「破壊的イノベーション」の構造・原理・フレームワークの解説と、「テレビ」「携帯電話」「カメラ」のイノベーションの歴史と日本企業敗戦の理由、そして最新の理論に基づいた日本企業に対する処方箋を提供します。

【著者紹介】玉田 俊平太
東京大学博士(学術)。1995年よりハーバード大学へ留学。ビジネススクールにてマイケル・ポーター教授のゼミに所属、競争力と戦略の関係について研究するとともに、クレイトン・クリステンセン教授からイノベーションのマネジメントについて指導を受ける。経済産業省、経済産業研究所フェローを経て、関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科教授。専門は技術経営、科学技術政策。

はじめに
なぜ、大手電機メーカーは不振に陥ったのか
第I部
1章 破壊的イノベーターだった日本企業
2章 イノベーションとは何か
3章 破壊的イノベーションとは何か
4章 優良企業が陥るジレンマ
第II部
5章 テレビに見るイノベーションの歴史
6章 ガラケーを破壊したスマートフォン
7章 破壊するものだけが生き残るデジタルカメラ
第III部
8章 破壊的イノベーション 三つの基本戦略
9章 アイディアを産み出すための「苗床」
10章 ニーズ・ファインディング
11章 グループによるアイディア形成の手法
12章 破壊的アイディアの選定
13章 破壊的イノベーションを起こす組織とは
14章 破壊的企業の買収
おわりに
  「日本のイノベーションのジレンマ」を超えて

目次

1部 破壊的イノベーションとは何か(破壊的イノベーターだった日本企業;イノベーションとはそもそも何か;破壊的イノベーションとは何か;優良企業がジレンマに陥るメカニズム)
2部 なぜ、日本の優良企業が破壊されてしまうのか(テレビに見るイノベーションの歴史;ガラパゴスケータイを「破壊」したスマートフォン;自らを破壊するものだけが生き残るデジタルカメラの世界)
3部 破壊的イノベーターになるための7つのステップ(破壊的イノベーション三つの基本戦略;アイディアを生み出す「苗床」とは;「用事」と「制約」を探すニーズ・ファインディング;破壊的アイディアを生み出すブレインストーミング;破壊度、実現可能性による破壊的アイディアの選定;破壊的イノベーションを起こす組織とは;破壊的買収四つのハードル)

著者等紹介

玉田俊平太[タマダシュンペイタ]
東京大学博士(学術)。1995年よりハーバード大学へ留学。ビジネススクールにてマイケル・ポーター教授のゼミに所属、競争力と戦略の関係について研究するとともに、クレイトン・クリステンセン教授からイノベーションのマネジメントについて指導を受ける。経済産業省、経済産業研究所フェローを経て、関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科教授。専門は技術経営、科学技術政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

70
これは、どこかで読んだことのある内容。 とりあえず読了2019/11/01

mazda

17
非常に面白い本です。イノベーションには、持続的、ローエンド型破壊、新市場破壊型の3タイプがあり、日本の大手企業は持続型が得意な傾向にあるようです。しかし、ユーザの要求を超えるラインまで来てしまうと、次は価格破壊が起こりローエンドユーザへと移っていく、というものです。よく引き合いに出されるのがコダックですが、コダック自身も元々は湿式しかなかったネガを乾式にして破壊型イノベーションを起こしたた会社です。一般的な会社は、真っ当な経営判断してしまうので新市場開拓ができない、という意見にとても納得しました。2020/02/22

イノベーター

9
日本の「イノベーションのジレンマ」は特別でも特段難しいわけでもない。 問題はしっかり理解して、ジレンマに対処できるかどうかだ。2016/09/18

おせきはん

8
イノベーションを破壊的なものと持続的なものにわけ、顧客のニーズや期待に応えるものでなければ、高い技術を結集したものが必ずしも支持されるわけではないことを、テレビ、携帯電話、カメラを例に解説しています。なじみの深い製品を例に説明されていたので、わかりやすかったです。2018/01/13

黒頭巾ちゃん

7
▼顧客は用事を片付けたいがために商品を買う▼要はブルーオーシャン戦略を焼き増ししただけの薄い内容▼新たな消費市場を見つけて商品を投入。高付加価値をつける持続的イノベーションには限界があるので、顧客の細分化をして商品を投入。低機能、低価格等▼BtoBではどうなのか?2021/08/30

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