内容説明
本書の第一部では、二つの文化―消費されるために作られるリードオンリー文化(R0)と、作り直されるためのリード/ライト文化(RW)―を説明する。第二部では、社会的生産の二つの経済―商業経済と共有経済―が共存できることを示す。
目次
第1部 文化(過去の文化;未来の文化;ROの拡張;RWの再生;文化の比較)
第2部 経済(二つの経済:商業と共有;ハイブリッド経済;経済から学べること)
第3部 未来を可能にするために(法を変える;われわれを変える)
著者等紹介
レッシグ,ローレンス[レッシグ,ローレンス][Lessig,Lawrence]
スタンフォード大学ロースクール教授を経て、2009年よりハーバード大学法学教授を務めると同時に、エドモン・J・サフラ財団倫理センター所長を務める。クリエイティブコモンズの創始者でもあり、フリーソフトウェア財団の理事。また、アメリカの著作権延長違憲裁判においては提訴側の弁護人を務め、象牙の塔の学者にとどまらない活発な活動を繰り広げている。2002年には1年ほど東京大学で客員教授として日本にも滞在していた
山形浩生[ヤマガタヒロオ]
1964年東京生まれ。東京大学都市工学科修士課程およびマサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務のかたわら、小説、経済、ネット文化、コンピュータなど無節操なほどに広範な分野での翻訳および各種の雑文書きに手を染める。フリーソフトの社会経済的な意義に関しても造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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