内容説明
本書は、プログラミングの中級者がワンランク上のテクニックを身に付けるための“作法”を説明。Java、C、C++など、業務アプリケーションの開発に使われるプログラミング言語はたくさんあるが、どの言語を使うにせよ、必ず覚えておかなければならない作法がある。それを知っているかどうかで、プログラムの可読性やメンテナンス性、処理速度に大きな違いが生まれる。「プロのプログラマ」が知っておくべき作法とは一体何か―。現場でよく見かけるダメなプログラムの数々に鋭くツッコミを入れながら、その答えを教える。
目次
開発で見かけるちょっと不思議なコード
みんなが苦手な“例外の掟”をマスターしよう
正しいロギングをするために
マルチスレッドを理解しよう
文字コードの勘所をつかもう
CVS/Subversionの利用
著者等紹介
宇野るいも[ウノルイモ]
本名は花井志生。日本アイ・ビー・エムグローバル・ビジネス・サービス所属。入社当時は、アセンブラ、Cを用いた組み込みシステムの開発に従事。5年ほど前から、サーバーサイドに移り、現在は主にJavaEEシステムの設計から実装に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ササキマコト
3
「掟」って言う程普遍的な内容ではなかったです。誰かの書いたヘボいJavaのコードを引き合いに、ここがヘボいからこんな感じで書いた方が良いよ、みたいな内容。技術書と言うよりは読み物系ですね。実用的な内容を期待するといまいちに感じると思います。「うっわ、あるある(;´A`)」とその当時の著者に共感して一緒にげんなりするのが正しい楽しみ方でしょう。2012/10/04
らう
1
例外処理や定数名の付け方とかコーディングベカラズ集として、かなり参考にはなる・・分かった気にもなる・・が、これらを使うには相当勉強してないと、使いこなせないと思った。チェック例外と非チェック例外の使い分けとか。また、基本を勉強しなおしてから再読すると、色々なものが見えてきそう。2012/08/07
dk4kd
1
基本C++erだけど、Javaの勉強もかねて読んでみた。おさらい的な話や、Java特有の話など参考になる個所は大いにあった。けど、個人的にはSCM関連の話は蛇足にしか思えない。グラフが分かり難いし、それを補うべき文章がまとまってないと感じた。そして何より、CVSとSVNを同時に説明しようとしているのに無理があると思う。業務でそれらを触った経験があっても分かり難いのだから、初めてSCMの概念を知った人にはちんぷんかんぷんなのでは。2011/08/10
嘴
0
どちらかと言えば読み物に近いタイプの書籍。不可解なコードをもとに「こういう理由でやったんだろうけど、こうした方が良い」という要素をまとめた内容で面白かった。第7・8章は今読むと時代遅れ感があるのは仕方ないか。2017/09/24
湊
0
自分の実力不足かどうかはわからないが正直3割ぐらいしか理解できなかった。もっと努力せねば…2016/11/16