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内容説明
システム化企画や要件定義、基本設計といったいわゆる上流工程は、実装のスキルが高いだけでは務まりません。エンジニアリング的に正しい結論を導き出すことはもちろん、その結論に至るように「議論をリードし」「関係者の合意を得て」「周囲の人間を巻き込んでプロジェクトをドライブする」スキルなどが求められます。加えて、業務とIT(コンピュータ)を含むシステム全体を見通せる視点の高さも必要です。求められるスキルの多い上流工程を「はじめてやり抜く」には、いったいどのような心構えで望めばよいのか、どのような準備が必要なのか、どのようなスキルアップの方法があるのか―その答えが、本書にあります。
目次
第1章 上流工程とは(情報システムとは;BPRと情報システム化;ITの知識が力の源 ほか)
第2章 新業務を示せ―システム化の方向性検討と計画立案(ご挨拶、その前に;事前準備と挨拶時の勘所;設計事務所の建築士としてお客様に接する ほか)
第3章 ITを位置づけろ―要件定義&基本設計(要件定義―業務を示せ;基本設計―「いきなりユースケース」はNG?)
著者等紹介
三輪一郎[ミワイチロウ]
株式会社インフォメーション・ディベロプメントシステムインテグレーション事業本部副本部長兼SI第2部部長。株式会社プライドに入社後、システム開発方法論「PRIDE」の普及に務め、標準化並びに設計工程のコンサルティングを行う。教育コースの開発と講師も担当し、2005年度には内閣府CIO補佐官を勤めた。2007年、株式会社インフォメーション・ディベロプメントに席を移し、2007年10月より現職。開発の現場に席を移し、若手エンジニアの育成に尽力している。ITコーディネーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。