内容説明
システム開発は、さまざまなモノに「名前」を付ける作業の連続です。機能名、変数名、モジュール名―こうした名前の善し悪しが、コミュニケーションに多大な影響を与えることは明らかです。にもかかわらず、この「ネーミング」という分野は盲点になっています。プログラミングやプロジェクト管理、開発手法に関する書籍は山ほどありますが、「技術コミュニケーションのためのネーミング」を集中的に論じた本はどこにもありません。広告やマーケティングのためのネーミングではなく、技術コミュニケーションのためのネーミング。本書では、その重要性を徹底的に訴えるとともに、ネーミングのノウハウを具体的に解説します。本書を読むことで、ネーミングという新たな観点に気づき、技術コミュニケーションのスキルを飛躍的に高めることができます。
目次
第1章 コミュニケーションエラーの原因はネーミングだった(名前はすべてのコミュニケーションの土台である;「基本動作」を意識的に、システマチックに、徹底的に―ネーミングに成功するための7つのワーク;ネーミングって本当にそんなに重要ですか?)
第2章 ネーミング道場乱取りタイム―「名付ける力」を磨く20のレッスン(Count関数;プロジェクト管理ツール;バックアップ機能;ウォッチ&ラン;広告配信 ほか)
著者等紹介
開米瑞浩[カイマイミズヒロ]
東京大学理科一類中退。IT技術者の業務経験を通して「読み書き、考え、説明する」スキルの再教育の必要性を認識し、2003年からその著述・教育業務を開始。図解力、思考力、プレゼンテーションなどの講師として民間企業・官公庁での研修実績多数。メールマガジン「読み書き図解力を鍛え直すマガジン」は「まぐまぐ」殿堂入りの優良誌で熱心な読者が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akineko
はうえす
kojinose
アニー
Norihiro Kawai