内容説明
2004年に総務省の「IT政策大綱」は「ICT(Information and Communication Technology)政策大綱」と名称を変えた。本書ではICTの重要な要素である「端末、通信・放送、ネットワーク、コンテンツ」に焦点を当てる。融合がもたらす激動の情報通信時代―ユーザーの利用スタイルは、収益モデルは、ビジネス構造は―どうなるのか?!最新のデータ&トピックで業界を浮き彫りにする。
目次
第1章 情報ネットワーク産業の現状
第2章 映像とデジタルコンテンツ―情報流通におけるインターネット革命
第3章 モバイル・インパクト―進むユビキタス情報革命
第4章 消費者の情報接触と端末の多様化―ユーザー視点からの変化
第5章 ネットワークの未来―情報革命を支えるIPインフラストラクチャー
第6章 コンテンツ産業のさらなる成長―カギとなるエコシステムの形成
終章 マクロの視点―情報革命下の経済成長と情報ネットワーク産業
著者等紹介
篠崎彰彦[シノザキアキヒコ]
九州大学大学院経済学研究院教授。博士(経済学)。日本開発銀行(ニューヨーク駐在員、国際部調査役等歴任)、経済企画庁調査局(経済白書の設備投資分析)、ハーバード大学イェンチン研究所(日米比較分析)等日米の調査研究機関にて情報経済や企業投資分析に携わり、2004年より現職。情報化に関する国や地方自治体等の審議会、委員会の委員を数多く務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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