SOA実践ガイドブック―業務/IT両部門が協調して柔軟なビジネス基盤を実現する指針

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 278p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784798112411
  • NDC分類 336.57
  • Cコード C3055

内容説明

SOA(サービス指向アーキテクチャ)とは、これからのビジネスの変化に迅速かつ柔軟に対応するために、企業のビジネスとITの基盤を「サービス」の集まりとして構成・展開する手法で、すでに先進の企業では導入プロジェクトがスタートしている。本書は、このSOAについて、原題の「SOA Compass」が示すとおり、技術的なトピックを詳述するのではなく、プロジェクトの目標設定から計画、実装、運用の全体像を適切なスコープで概観して、成功へと導く指針となることを意図して執筆されている。特にSOAプロジェクトが、IT側が技術を習得すれば進められるというものではなく、「ユーザー企業(業務部門+IT部門)とIT企業が相互共通理解のもとに一致して推進しなければ失敗する」という側面を強く持つため、これを理解し解決するための道筋をていねいに解説し、ベストプラクティスを示している。

目次

第1章 SOAとは何か
第2章 SOAのビジネス上の価値
第3章 アーキテクチャの構成要素
第4章 SOAのプロジェクト計画
第5章 分析と設計の局面
第6章 エンタープライズ・ソリューション・アセット
第7章 非機能要件の考慮
第8章 SOA環境におけるセキュリティ
第9章 SOA環境の管理
第10章 SOAのケース・スタディ
第11章 将来に向けて

著者等紹介

清水敏正[シミズトシマサ]
日本アイ・ビー・エム株式会社ソフトウェア事業技術理事。IBMフェローに次ぐ技術職であるIBM Distinguished Engineer(DEと略称)。1973年に日本IBM入社後、ホスト、分散システム、LAN、OS/2などの最新技術を日本市場に設計・導入する仕事を経て、米国テキサス州のIBMオースチンに5年間赴任。帰国後1999年からはWebSphere技術に専念。多くのプロジェクトを開発部門と結び付け、顧客第一主義の技術者をモットーとしている。2004年にDE就任。その後日本でのSOA普及を目指して活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品