内容説明
本書は、RDBMSを操作/管理するための言語である「SQL」を、クイズを解きながら楽しく学ぶ書籍です。SQL1999標準に準拠した構文を中心に、Oracleデータベース固有の構文や関数も併せて紹介します。SQLの用途は、表に格納されたデータを確認するのみではなく、表示の整形/データの計算/複数の表の結合/表の新規作成/データの挿入など、多岐にわたります。そうしたSQLを使いこなせるようになるためには、自分自身で考えて書いたSQL文を実行してみるのが一番です。各クイズにはやさしい解説をつけましたので、ぜひサンプルデータを使ってクイズに挑戦し、SQLをマスターしてください。
目次
1 SELECTとFROMを使いこなす
2 表を結合する
3 データのグループ化
4 集合演算子によるデータ抽出
5 データの順位付け
6 便利なSQL関数
7 副問い合わせの基本
8 さまざまなDML文
9 主なデータ型とDDL文での定義方法
10 制約/アクセス権限の設定とデータディクショナリの検索
11 総復習テーマ別SQLクイズ
著者等紹介
須々木尚子[ススキナオコ]
日本オラクル株式会社オラクルユニバーシティ所属。SQLやOracleデータベースの管理コースなど、DBにかかわるさまざまなコースを担当している。現在は、Fusion Middleware製品の研修を展開し、技術者育成に活躍している
甲木洋介[カツキヨウスケ]
日本オラクル株式会社オラクルユニバーシティ所属。最近は標準技術(Java、Webサービス、BPEL)に携わる技術者の育成に幅広く活躍中。セールスコンサルタントの経歴を持ち、現場での経済を基にした実践的で本質を捉えた講義に定評がある
渋井俊昭[シブイトシアキ]
日本オラクル株式会社オラクルユニバーシティ所属。「システム構築におけるバランス感覚の養成」「物事の本質をいかにして伝えるか」を2大テーマとし、導入教育・レベルアップ教育を中心に幅広く活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。