出版社内容情報
本書は、オブジェクト指向の第一人者であるバートランド・メイヤー著「オブジェクト指向入門第2版」(原則・コンセプト)編の続編で、オブジェクト指向の核となる「方法論・実践」が収録されています。ソフトウェア開発技術者には必須書となります。
内容説明
オブジェクト指向方法論、実践の原理がここにある!前編『原則・コンセプト』の力強い概念と技法につづき現実プロジェクトの実践と成功に必要な方法論を解説。オブジェクト指向の真髄が分かる定番書、ソフトウェア開発技術者必須。1997年Jolt Award受賞。
目次
D オブジェクト指向応用編:より良い方法の適用(方法論について;デザインパターン:マルチパネルインタラクティブシステム ほか)
E 進んだ話題(並行、分散、クライアント/サーバ、インターネット;オブジェクトの永続性とデータベース ほか)
F オブジェクト指向方法論をさまざまな言語や環境下で適用する(オブジェクト指向プログラミングとAda;非オブジェクト指向環境でオブジェクト技術をエミュレートする ほか)
G 正しい実践(オブジェクト指向の環境)
H 付録
著者等紹介
メイヤー,バートランド[メイヤー,バートランド][Meyer,Bertrand]
1950年フランス生まれ、ソフトウェア工学の草分けの一人として、言語、オブジェクト指向アプリケーションと再利用できるソフトウェア研究に大きな影響力を与えた。また、オブジェクト指向言語Eiffelの開発者として著名なコンピュータ言語研究の第一人者。現在、ETH Zurich(チューリッヒ工科大学)でソフトウェアエンジニアリングの主任教授。『オブジェクト指向入門―方法論・実践』で、1997年Jolt Award受賞
酒匂寛[サコウヒロシ]
1958年11月25日生まれ、東京大学農学部獣医学科卒。汎用機のCOBOLプログラマとしてキャリアを開始。Unixワークステーション上でのシステムプログラミングや大規模アプリケーション開発などを経て、1990年頃よりオブジェクト指向開発に携わる。1994年以降オブジェクト指向を中心としたコンサルティング活動に従事。2003年頃からは形式仕様記述言語VDMを中心とした、いわゆる形式手法の適用と導入に関するコンサルティングも手がけている。2008年現在、有限会社デザイナーズデン代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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