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内容説明
本書のテーマである「ルーティング」は、データを送るための最適な経路を効率的に選択するための技術です。そのためにいくつかの特徴を持ったプロトコルが定義されています。それらの仕組みを、豊富な図解と活用例をもとに解説し、初心者でもしっかりイメージを把握できるよう解説しています。
目次
1章 IPとルーティング
2章 ルーティングの概要
3章 OSPF
4章 RIP
5章 BGP
6章 MPLS
著者等紹介
友近剛史[トモチカタケシ]
1995年東京大学大学院工学系研究科電子工学専攻修士課程修了。同年日本電信電話株式会社入社。1996年のOCNの立ち上げ時にOCNバックボーンネットワークの設計・設定・構築に従事し、ルーティングを中心としたルータ技術を習得する。以降、NTTコミュニケーションズ株式会社において、OCNバックボーンネットワークの運用と拡大、さらに新サービス開発、新技術調査、営業技術支援、グローバルIPv6ネットワークの設計・運用に携わり、2002年よりカーネギーメロン大学Information Networking Instituteに留学。現在、同社の先端IPアーキテクチャセンタにて、OCN IPv6やm2m‐xの技術開発に従事する。Internet Week 99、2000、2001にて「大規模ネットワークにおける経路制御設計」講師、JANOG5プログラム委員長など。その他、マルチホーム接続やルーティングに関する講演多数
池尻雄一[イケジリユウイチ]
1996年日本電信電話株式会社入社、マルチメディアサービス部に配属。OCNの立ち上げ時よりOCNネットワークの設計・構築に携わる。その後、NTTコミュニケーションズ株式会社において、MPLS‐VPN技術を使ったArcstar IP‐VPNサービスの立ち上げに参加し、MPLS‐VPNネットワークの設計・構築に携わる。2003年よりカーネギーメロン大学大学院Information Networking Instituteに留学。現在、同社の先端IPアーキテクチャセンタにて、次世代ネットワークアーキテクチャ開発に従事する。Internet Week 2002 MPLSチュートリルアル講師、Interop 2002 MPLSワークショップ講師のほか、MPLS JAPAN実行委員、JANOG運営委員、JANOG17実行委員長などを務める
小早川知昭[コバヤカワトモアキ]
1997年東京大学大学院工学系研究科修了。2005年Columbia大学MBA。NTTコミュニケーションズ株式会社においてIP網におけるQoS保証サービス開発、IPsecによる国際VPNサービス開発、IPv6事業開発などに従事。2000年JPNIC ICANNタスクフォースメンバー。WIDEプロジェクトメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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