内容説明
あなたはUMLの本当の実力をまだ知らない。ユースケース図、クラス図からオブジェクト図、相互作用図までをUMLの“一歩先行く”使い方と注意点をダイアグラムごとに徹底解説。
目次
1 UMLのおさらいとウォーミングアップ(モデリングのメリットを考える;ユースケース図の注意点と使いどころ;ユースケース記述の注意点と使いどころ)
2 ダイアグラムの使いどころをマスターしよう!(クラス図~基本編;クラス図~応用編;オブジェクト図;相互作用図~シーケンス図とコラボレーション図;アクティビティ図;ステートチャート図;コンポーネント図と配置図)
3 ダイアグラムを組み合わせてみよう!(ダイアグラム間の整合性;UMLとプロセス)
著者等紹介
井上樹[イノウエタツキ]
明治大学ソフトウェア工学研究室でオブジェクト指向を学び、現在は、(株)豆蔵にてオブジェクト指向とプロセス改善に関するコンサルティングやセミナーを担当。近頃は主に組み込み系方面で活動中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
oko1977
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UMLの主要ダイアグラムについて、用法・意味と用いる場合の注意点などが解説されている。シーケンス図、クラス図、オブジェクト図、ステート図、アクティビティが解説されている。記号を規則化することで、コミニケーションをよくし、用件定義・設計での問題発見と実装の後戻りをなくす。プログラミングと同じでスキルが問われることがわかった。あくまで記号が規格されているだけで、曖昧さを排除し的確に過不足なく記述するのはセンスが必要だろう。2012/11/17
kojinose
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UMLの最初の一冊として読了。各ダイアグラムの詳細すぎない説明がちょうどよかった。また、UMLをどのように活用すればよいかというヒントもあり、実際に使っていく上で役立てていけるように感じた。2010/12/17
reppets
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わかりやすかった。いろんな要素を一枚の図にまとめている一覧性が良いです。2010/07/03
かりぐ
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UML本として、ある程度の評価を得ている本。経験を積まないと本当に使えるようにはならないと思うが、一応は使えるようになった。2009/07/22