曖昧性とのたたかい―体験的プロジェクトマネジメント論

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曖昧性とのたたかい―体験的プロジェクトマネジメント論

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  • サイズ A5判/ページ数 229p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784798109053
  • NDC分類 336
  • Cコード C3055

内容説明

大規模システム「マルス(世界初!「みどりの窓口」の鉄道予約システム)」を成功させたプロジェクト管理の秘訣とは。

目次

第1章 システムビジネスと受注
第2章 見積り
第3章 スコープの明確化
第4章 プロジェクト計画
第5章 基本設計
第6章 システム開発
第7章 顧客との信頼関係の構築
補論 マルス105プロジェクトから学ぶ

著者等紹介

名内泰蔵[ナウチタイゾウ]
昭和14年滋賀県生まれ。昭和36年京都大学工学部電気工学科卒。(株)日立製作所入社、戸塚工場検査部に配属、マルス101のハード設計/検査を行う。各種プロジェクトのとりまとめを経て昭和44年よりマルス105のとりまとめを現場マネージャとして実施。昭和47年より新幹線運転管理システムコムトラック博多対応に従事。昭和50年オンラインプログラム部長に昇格後も国内外の官公庁、金融関連企業の大規模システムを中心にとりまとめを行いプロジェクトを成功に導く。昭和61年には情報処理学会理事に就任。平成5年には情報システム事業部長に就任、平成7年には取締役情報事業本部副本部長。平成9年(株)日立システムアンドサービス取締役社長に就任。(株)日立システムアンドサービス顧問
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

vinlandmbit

19
古本屋で購入。仕事でも日々痛感するプロジェクトマネジメントにおける曖昧さをどれだけ減らしていくことが出来るか。。本書に記載ある「人は間違え、機械は壊れ、バグは残ると覚悟せよ。最悪事態への備えと、どんな困難でも負けずに突き進む粘りが円滑遂行のポイント。不思議なことにどんどん準備をしていくとリスクが自分から逃げてゆくことが多いこともまた経験的事実なのである」が如何にその通りかを日々実感してます。2017/11/18

アイザワカツシゲ

4
★★★☆☆▽みどりの窓口の予約システムなど、超大規模システムを手掛けてきた著者が、実体験から得たプロマネの教訓を語る。▽プロジェクトの特性である曖昧性に対して大規模プロジェクトでどのように取り組んできたのか、豊富な事例と短文でまとめられており、とても参考になります。でも、短文なだけにある程度自分なりの経験と照らし合わせないとわからない部分もあるかな。経験者向けだと感じました。2015/03/19

カラクリ

1
システム構築プロジェクトは、何を作るのか曖昧で、それに起因した仕様の変更、機能の膨張がつきものである。という前提の基、理論ではなく現場経験から得た教訓をまとめた本。 きっとシステム構築に一度でも係ったことのある人だと、共感でき明日の仕事からでも活かせるのだと思う。 残念ながら私はシステム構築に係ったことはなく、PMOをやるにあたって本書を読んだため、得られる教訓は少なかった。 それでも顧客マネジメントやPJに対する向き合い方は大変参考になった。 今後システム構築PJに係ることがあれば読み返したい。2017/10/15

HALI_HALI

1
実務経験を踏まえて述べられたプロジェクトマネジメント方法。大変な良書!SE業界向けの内容ですが大なり小なり、プロジェクト案件に携わる全業種に応用が効くと思います。プロジェクト実施前、中、後それぞれの実務内容と注意点を具体的に記載。タイトル通り曖昧性を排除した内容です。マネジメントは才能ではなく、スキルだなと再認識させられました。2017/02/20

pinevillageKNG

0
登場する一つずつの事例に「あぁ、あったあった」となった。 プロジェクトマネジメントの転ばぬ先の杖として、プロマネ初心者は目を通しておくことをお勧めしたい名著である。 どこのプロジェクトも同じところで躓くんだなぁ、と改めて実感。2017/12/03

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