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内容説明
“エンタープライズ・アーキテクチャ(EA)”とは「業務と情報システムに関する最適化計画」のこと。つまり、経営戦略から第一線の現場業務に至るまでを「経営戦略の実行体」としてまとめ上げるための計画です。本書では、このEAを、UMLを使って実現するための道筋が分かりやすく解説されています。
目次
1 EA調査
2 EAプロジェクトの定義
3 EAプロジェクトの立ち上げ
4 現行EAの作成
5 社内標準作り
6 将来EAの作成
7 将来EAへの移行計画の作成
8 EA活用
9 EAの運用・保守・改善
10 EAで変わるIT投資マネジメント
参考資料
著者等紹介
加藤正和[カトウマサカズ]
東京大学工学部卒。大阪ガス取締役を経て、現在オージス総研代表取締役社長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
A.Sakurai
0
エンタープライズ・アーキテクチャは考え方だから,いろいろな実装の仕方がある.そのためにある程度ノウハウを固めたフレームワークで導入することが多い.本書はそういったフレームワークを使うのでなくて,1つの内製基幹システムを対象として,かなり単純化して適用した事例になる.そのためかEAというよりはSOAの開発実装を解説した内容となっている.EAが真価を発揮するのは多数のシステムと多数の事業が林立するケースだろう.2016/11/10
ressenti-man
0
今回読んだ中で一番内容が薄いし説得力が無い。UMLによるモデリングでEAの成果物を作ることを全面に打ち出しているが、各種モデル間の関係を定義するメタモデルについて全く言及が無い時点でダメ。MDAへの言及があるが、メタモデル無しに自動でコードが生成されるようなイメージで書いてあるし。ついでにビジネス小説風の挿話も滑っていて寒い。2015/04/14