目次
序章 JUNETとfj―ワールドワイドウェブ以前
第1章 ニッポンの商用インターネットの草創期
第2章 インターネットブームの光と影
第3章 ウワサ話はネットにのって
第4章 個人サイト新世紀―そしてウェブログへ
もうひとつの序章 パソ通フォーエバー
補章 資料
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shibacho
2
教科書という割には筆者の個人的な体験が結構盛り込まれている印象だが、網羅している情報量がとにかくすごい。ただ全く当時の空気を知らない人が読んでもあまり面白くない、というか読破するのに挫折するかもしれない。SNS以前の日本のインターネットを知る資料としてはいいと思います。2017/03/10
fap
2
大学時代に私が作ったホームページが紹介されており、迷わず購入した。 間違っている部分もあったがまぁそこはそれご愛嬌ということで。 Webという性質がリアルタイムを推し進め、時間と空間が交流の妨げに ならなくなっていく空気は当時から感じられた。 日進月歩ならぬ分進秒歩とはよく言ったものである。2015/05/30
yuki-m
2
パソコン通信、草の根BBS、インターネット前後、と様々なインターネットの玉石混交な歴史が収集されている。大変な労作だろう。2010/09/02
結城あすか
2
初期のメーリングリストやニュースグループの時代というのは、またインターネットが個人負担に耐えられるほど一般的ではなく、そこでは大学の設備を使える一部の学生だけがいい気になって遊んでいるって感じもあったけど、やはりインターネットが個人のための表現手段としてメジャーになるのは、商用プロバイダーが増え、ウェブ閲覧が中心になってきた90年代半ば以降のことだというのがよくわかるにょ。2005/06/09
shirokumades
1
パラパラ読み。情報量がすごい。しかし、自分は世代ではないので、挫折。こんな時代もあったんだね。今のSNS全盛時代も数十年後には「教科書」になってるのかもね。2019/07/10