内容説明
本書は、Javaによる本格的システム構築に必須のJ2EE(Java2 Enterprise Edition)について気軽に学べる入門書。教科書的にJ2EEの仕様を説明するのではなく、ネット掲示板の開発を通じて、必要なエッセンスをソースコードを示しながら解説。ビルドツールであるAntやテストツールJUnit、フリーのEJBコンテナであるJBossを利用し、無償で開発環境を構築できるほか、データベースアクセスやトランザクションなど、エンタープライズ系システムに欠かせない要素を網羅している。
目次
1 J2EEの基礎と環境構築(J2EE実行環境の概要とインストール;Servletを動かしてみる;アプリケーションのデザイン ほか)
2 さまざまなEJB(さまざまなEJB;BMPを実装する;CMPの利用 ほか)
3 J2EEを使いこなすために(トランザクションの利用;セキュリティの導入;メッセージングの利用 ほか)
著者等紹介
藤本広治[フジモトコウジ]
CSKに入社後、大型汎用機での金融システム/流通システムの構築を経験。Oracleを中心としたデータベース周りの開発経験を基に、日本オラクルに転籍。その後、Oracle WebServer(現iAS)のサポートチームの立ち上げ、インターネットサポートシステムの開発などを経て、プロジェクトリーダーとしてサンブリッジテクノロジーズの立ち上げに参加、現在に至る。インターネットを中心としたWebシステム開発プロジェクトの責任者として、企画/要件定義からマネジメント/システムアーキテクチャの決定までを受け持つ
大島康靖[オオシマヤスハル]
2000年5月から株式会社サンブリッジテクノロジーズに入社。古くはWindows系OSのパッケージの日本語化、企画に携わり、Web系の技術を使ったEDIアプリケーションなどの企画や開発を担当。転職後は、主にJavaとOracleで構築するWebアプリケーションの開発を行なう
稲田弘樹[イナダヒロキ]
1996年に独立系ソフトウェア開発会社に就職。初案件は、POSデータ取り込み夜間バッチの開発。1999年から、Active Server PagesとSQL Serverを組み合わせたWebシステムの開発に従事。2000年11月にサンブリッジテクノロジーズに入社。以降は、J2EEをベースにした開発を行なう
佐藤隆好[サトウタカヨシ]
某SI会社を経て、2001年に株式会社サンブリッジテクノロジーズに入社。以降は、主にJavaを中心としたWebアプリケーションの開発に携わる
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