仕事の裏切り―なぜ、私たちは働くのか

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  • サイズ B6判/ページ数 445p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784798104409
  • NDC分類 366
  • Cコード C0034

内容説明

私たちはいまこそ、人生を選択する術を身に付ける必要がある。私たちは「仕事」に人生を支配されてきた。「仕事」は本来、生活を秩序付ける価値もある。「仕事」中心の人生でも、それが意識的な選択で幸せになれるなら結構なことだ。しかしそうでないなら、どうやって「仕事」を人生に適合させるかを考え始めるべきである。どうやって人生を「仕事」に合わせるかではなく…。

目次

第1部 仕事の意味(なぜ、私たちは働くのか;仕事とは何か;呪いから天職へ ほか)
第2部 他人のための仕事(仕事と自由;労働者を飼い馴らす;いかにして、仕事はかくも複雑になったのか ほか)
第3部 仕事と人生(裏切られたホワイトカラー;時間;余暇と消費 ほか)

著者等紹介

キウーラ,ジョアン・B.[キウーラ,ジョアンB.][Ciulla,Joanne B.]
リッチモンド大学ジェプソン・スクール・オブ・リーダーシップ教授。ハーバードおよびウォートン・スクールのフェローとしてビジネス倫理の研究を行った後、ウォートン・スクール、ボストン大学を経て、現在はリッチモンド大学で教鞭を執る。専門は、リーダーシップ、クリティカルシンキング、およびビジネス倫理

中嶋愛[ナカジマアイ]
青山学院卒業後、英文経済紙『The Nikkei Weekly』記者、アメリカ大使館勤務を経て渡米。1996年、スタンフォード大学で修士号取得(International Polcy Studes)。現在はビジネス誌の編集者

金井寿宏[カナイトシヒロ]
京都大学教育学部卒、神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。マサチューセッツ工科大学で経営学博士、神戸大学で博士(経営学)を取得。現在、神戸大学大学院経営学研究科教授。専門は、経営管理論。テーマとしては、仕事意欲、キャリア発達、変革のリーダーシップ、創造的なネットワーキング、組織変革、経営幹部の育成、日本型MBA教育、人事部の役割変化など。最近の関心は、キャリア発達とリーダーシップ開発の融合
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感想・レビュー

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ゆとり

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仕事を選ぶときには、以下の四つの価値が問題となる。・意味のある仕事 面白かったり、自分や社会のためになったり、あるいはその両方を満たしている仕事のこと ・余暇 自分のしたいことをするための自由な時間 ・お金 ・安定 p46 一生懸命働けばより良い生活ができる、という方程式は、他人のために働いている場合、見えにくくなる。なぜなら、自分がやることに対して決定権を放棄しているからだ。その意味で、「人が他者の労働を利用できると気付いたときから仕事の問題が始まった」とルソーが考えたのは正しかった。自由と権力、または2013/10/05

えるも

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最近よく言われるキャリア論をうまくまとめたもの。「やりがい」をいかに内発的動機から呼び起こせるかが大事。そのような職を自分で見つけることができるか、自分との対話ですね。2013/01/12

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