ブランドは広告でつくれない

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  • サイズ B6判/ページ数 374p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784798103730
  • NDC分類 674
  • Cコード C0034

出版社内容情報

広告は作り手の満足やインパクトだけで信頼性にかけ、最近ではアートになりつつあります。消費者へ確実にメッセージを届けるために、今日、企業にとって広告とPRの役割の逆転が起こり、PRはマーケティング活動をリードする役割を担ってきています。本書は、世界初の、広告とPRのセンシティブな部分に斬り込み、企業事例を豊富に盛り込み、PRの重要性を語るものです。最初にPR、その次に広告――著者はこの大命題を深く掘り下げ、PR新時代到来の幕開けを説いています。

【目次】

第1部 広告の衰退

第1章 広告とセールスマン
第2章 広告とアート
第3章 広告とクリエイティビティ
第4章 広告と広告賞
第5章 広告とブランド認知度
第6章 広告と売上
第7章 広告とドットコム企業
第8章 広告と信頼性
第9章 新しい媒体を求めて

第2部 PRの台頭

第10章 第三者の力
第11章 PRで新ブランドを構築する
第12章 PRで既存ブランドを再構築する
第13章 信認を獲得する
第14章 ブランドを世に送り出す
第15章 教育関係のブランド構築
第16章 観光地のブランド構築
第17章 酒類のブランド構築
第18章 PRを左右するスポークスパーソン
第19章 ライン・エクステンション(姉妹品)について
第20書 ネーミング

第3部 広告の新しい役割

第21章 PRがブランド構築、広告が維持
第22章 路線を踏みはずさない
第23章 全機能を稼動させる

第4部 広告とPR-その違い-

第1章 広告は北風、PRは太陽
第2章 広告は立体的、PRは直線的
第3章 広告はビッグバン、PRはスロービルディング
第4章 広告は映像、PRは言葉
第5章 広告は誰にでも、PRはキーパーソンに
第6章 広告は自己管理型、PRは他人依存型
第7章 広告は短命、PRは長寿
第8章 広告は高価、PRは安価
第9章 広告はライン・エクステンション、PRは新ブランド
第10章 広告は既存ブランド名向き、PRは新ブランド名向き
第11章 広告はおかしく、PRはまじめ
第12章 広告は非創造的、PRは創造的
第13章 広告は信頼されない、PRは信頼できる
第14書う 広告はブランド維持、PRはブランド構築

第5部 あとがき

マネジメントの方々へ
広告業の方々へ
PR界の方々へ
監修者あとがき

内容説明

インパクトだけで信頼性にかける広告。確実に消費者にメッセージを届けるPR。広告とPRの役割が逆転する!「ブランディング22の法則」の著者、待望の最新刊。

目次

第1部 広告の衰退(広告とセールスマン;広告とアート ほか)
第2部 PRの台頭(第三者の力;PRで新ブランドを構築する ほか)
第3部 広告の新しい役割(PRがブランド構築、広告が維持;路線を踏みはずさない ほか)
第4部 広告とPR―その違い(広告は北風、PRは太陽;広告は立体的、PRは直線的 ほか)
第5部 あとがき

著者等紹介

ライズ,アル[ライズ,アル][Ries,Al]
マーケティング、ブランディング、プロダクト・マネジメント戦略の第一人者で、コンサルタント。30年ほど前、ジャック・トラウトと共に“ポジショニング”という術語とそのコンセプトを発表し、この言葉がマーケティングやブランディング関連のあらゆる場面で使われるようになった。娘ローラと共同経営のコンサルティング会社、Ries&Riesは「フォーチュン 500」社に名を連ねる有力企業(IBM、メルク、AT&T、ゼロックス等)を顧客に抱える

ライズ,ローラ[ライズ,ローラ][Ries,Laura]
父であるアル・ライズと、コンサルティング会社、Ries&Riesを共同経営。講演や執筆、コンサルティングにおいてもアルとパートナーを組んでいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ponyo

4
少し前からPR業やブランディングに関心があり、色々と調べる中で某PR会社の代表の方が勧めていた一冊。広告はどんなにコストをかけてクリエイティブなものを作りだしても一過性であり、一方のPRはストーリーを基に知名度と信頼性を確立していくものだということが理解できる。ストーリー性が大事とよく耳にするようになったが、PRはまさにストーリーによって人々にその商品やサービスの存在意義を訴えていくものなのだ。陰で密かな熱を持つ商品やサービスを世に送りだす仕事というのは、とても興味深い。2022/05/29

tuppo

3
名著だなあ。もっと早く読めばよかったと思う反面これはある程度経験積まないとわからんな。2023/10/05

このこねこ@年間500冊の乱読家

2
⭐⭐⭐⭐ これは良書。 信頼なしに広告をばら撒いても無意味。まずは信頼を得るべし。 20年近く前の本ですが、ネット上での広告が乱立している今こそ読むべき一冊かも。フリーミアムなどで、信頼がなくても試しやすくはなっていますが、本質は変わらない気がします。2021/08/29

suzuki s

2
オーディオにて。 広告とPRは別の物。 広告は信憑性が疑われている。だからいくら優れた広告を打ったとしても、新しいイメージを定着させるのは難しい。 だからこそ、PRを行って、第三者に紹介して貰う必要がある。 ブランドというもののイメージがなんとなく理解できた。2018/09/09

yutusbochan(yasuhiko.utsubo)

2
あとがきにあるように、コーポレートPRや商品PRでなくマーけティングPRについて語った翻訳本。その後日本で急激に浸透した戦略PRの構築方法につながるものを感じた。モノは認知され理解されてから売れるという旧来の広告理論はあくまで王道理論と思うが、どうじに人が動くのはそれだけではなくその人のいる場の雰囲気やそれをその人がどう感じるかといった事も重要で、そこにPRの果たすべき役割はあるのではないかと思いました。2013/08/09

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