内容説明
本書は、JSPの基礎から、JavaBeanやカスタムタグの使用方法、デザインパターンを利用したMVCベースの開発、テスト技法、アプリケーションの配備、アプリケーションフレームワークの構築まで、Webアプリケーションを開発する技術者のための実践的な情報を、豊富な実例とそこから導かれるベストプラクティスによって解説します。また、本書の後半では、米国Sun Microsystems社が公開しているJ2EE Patterns Catalogの中からプレゼンテーション層の4つのデザインパターン(Decorating Filter、Front Controller、Dispatcher View、View Helper)を取り上げ、具体的な例を簡潔なソースで示しています。1つの例について、デザインパターンを使用しない場合、使用する場合の両方で説明しています。
目次
第1章 JSPの基礎
第2章 JSPの使用
第3章 JavaBeanを使った役割の分離
第4章 カスタムタグを使った役割の分離
第5章 デザインパターンを使った開発
第6章 Decorating Filterパターン
第7章 Front Controllerパターン
第8章 View Helperパターン
第9章 テストの技法
第10章 配備の技法
第11章 アプリケーションフレームワーク
第12章 すべての結合
著者等紹介
パッツァー,アンドリュー[パッツァー,アンドリュー][Patzer,Andrew]
Midwestに本拠をおくコンサルティング会社、Centare Group社のWeb設計技術者である。最初の書籍である『Professional JavaServer Programming』(Wrox Press刊、1999)は、J2EEテクノロジーについて解説した初の書籍の中の1冊であり、ベストセラーとなった。最近は、保険業界をリードするアプリケーションサービスプロバイダのシステム設計技術主任として従事し、企業の主要プロダクトを構築するJ2EE開発フレームワークの設計と構築に直接貢献した。また、数年にわたり国際的なコンフェレンスと同様、地域のユーザーグループで数回のプレゼンテーションも行ってきた
真嶌晋[マジマススム]
ボーランド株式会社勤務。広島大学工学部卒。コンピュータはTK‐80時代からの付き合い。オブジェクト指向との付き合いも長く、自らを「オブジェクト思考の伝道師」と呼んでいる。現在はツールベンダーに勤務しているが、自宅ではオープンソースを使っているプログラミング・マニアの一面も持つ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。