リトル・ハッカー―「ハッカー」になった子供たち

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  • サイズ B6判/ページ数 373p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784798102832
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C3055

内容説明

疲労した米国社会とインターネットが生んだ新世代の子供たち=ティーンエイジ・ハッカー。その意外な素顔に迫るノンフィクションの傑作。

目次

第1章 「ジェノサイド」―コロンバインからハッキングへ
第2章 反乱―ジョー・マギーと「Noid」
第3章 マフィアボーイを探せ―クレイモア作戦
第4章 二人のスクリプト小僧―Pr0metheusとExplotion
第5章 悩めるハッカー集団―World of Hell
第6章 サイバーシック―スターラ・ピュアハート
第7章 らしくない善玉ハッカー―ウィリー・ゴンザレス
第8章 ティンカー・ティーン・ハッカー・スパイ―HD・ムーアの物語

著者等紹介

ヴァートン,ダン[ヴァートン,ダン][Verton,Dan]
ワシントンDCのコンピュータワールド紙のシニアライターであり、ベテランの調査レポーター。コンピュータセキュリティや国家安全保障に関する多くのストーリーを執筆している。ウェブ上ではCNNやInfoWorld、PC World、Information Security Magazineなどに定期的に寄稿している。1999年から2000年にかけて、技術ジャーナリストとしてコソボ紛争などにおける米軍によるサイバー戦術について取材し、ハッカーからコソボ難民、世界中のサイバー戦士やアメリカ国防長官にまでインタビューした。そのキャリアによって、軍事サイバー作戦の前線から、アメリカでのハッカー戦争の前線に著述の手を広げている

山形浩生[ヤマガタヒロオ]
1964年東京生まれ。東京大学都市工学科修士課程およびマサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務のかたわら、小説、経済、ネット文化、コンピュータなど無節操なほどに広範な分野での翻訳および各種の雑文書きに手を染める。フリーソフトの社会経済的な意義に関しても造詣が深い

守岡桜[モリオカサクラ]
1975年京都生まれ。大学在学中に米国ワシントン州に留学。大学教授秘書、学長秘書を経て現在に至る。在職中より広範な分野での翻訳を手がけ、料理から医学、はてはフリーソフト、ハッキングなどにも世界を広げる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シャム

1
アメリカの十代の子供達がハッカーになる経緯が詳しく書かれていた。ハッカーになるのは根暗でオタクな子だけではなく、学校に通いスポーツもするような普通の子もなるのだ。 自分はパソコンに詳しくないので、子供達の好奇心に尊敬した。2017/06/10

ぽんちょ

1
★★ 未成年ハッカーについて書かれている2011/01/03

hata2

0
未成年ハッカーの生態についての本かと思ったら、アメリカ社会の一側面についての本だったと思う。2013/02/10

尻にきびだんご

0
映画とかに出てくるステレオタイプのハッカー像を覆してくれる本だった。ティーンハッカーがいかにしてコンピューターと出会い、技術を学び、ハッカーとして活動するに至ったかというのが書かれていて非常に興味深い。なかなかこういう話を聞く機会ってのはない。この本の中に出てくるハッカー達はダイハード4とかに出てきそうなハッカーばかりではなく、スポーツをたしなんでたり普通に優等生だったりする人もいる。ただ、この本を読む限り、彼らはみなコンピューターやネットワーク、ハッキングに対する知的欲求が大きく、学習速度が非常に高い2012/11/08

huyhy

0
専門知識がなくてもスラスラ読める。ハッカーとはなんぞや?何をやってるの?ということを知りたかったので読んだのですが面白かったです。2010/03/03

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