内容説明
本書は、試験範囲で特に重要なポイントをピックアップし、例題を解きながら正解にいたるまでの考え方や着眼点を解説している。テクニカルエンジニア（データベース）試験は、単にデータベースに関する知識を一問一答に答える試験ではありません。実際の業務システム開発で必要な課題解析力や改善能力が問われる。そのため、本書では「豊富な過去問題」に「基礎知識を理解するための解説」と「解答を導くための実践的な解説」を付けた。基礎知識は幅広く押さえながらも、特に大切な用語や理論を重点的にやさしく解説。例題には、正解を導き出すための考え方・アプローチを示し、本番試験で基礎知識を応用して解答できる力を養う。また、多くの例題を解くことで、試験問題の傾向もつかめる。試験直前対策で最終チェックも万全。本書は月刊ＤＢ Ｍａｇａｚｉｎｅの人気連載「テクニカルエンジニア（データベース）試験合格講座」を加筆・再編集し、書籍としてまとめたものである。
目次
試験の概要とウォーミングアップ
データベースの基礎理論
トランザクション管理と同時実行制御
障害回復機能
ＳＱＬ（データベースの定義と更新；ＳＥＬＥＣＴ文を理解する）
午後２問題に挑戦！
午前問題集中解説
午後１問題集中解説
午後２問題集中解説
総仕上げ 平成１４年度試験問題
試験直前対策
著者等紹介
武田喜美子［タケダキミコ］
ＣＯＤＡＳＹＬ型データベースの開発と実用化の後、Ｏｒａｃｌｅ５の移植および日本語化によりＯｒａｃｌｅに深く関わりを持つ。製造業／プロセス業を中心に、３０社以上の大型基幹システムのＤＢ設計／構築および大規模ＤＷＨの構築に従事。その他、各種コンサルティングおよび教育コース開設や講師を通して、ＲＤＢの普及に力を入れている。ＯＲＡＣＬＥ ＭＡＳＴＥＲ Ｐｌａｔｉｎｕｍ ｆｏｒ Ｏｒａｃｌｅ９ｉ。通産省認定データベーススペシャリスト。ＤＢ２グローバルマスターエンジニア
弓場秀樹［ユミバヒデキ］
ソフトウェア設計技法の開発。ＣＯＤＡＳＹＬ型ＤＢＭＳおよびＲＤＢＭＳの研究開発と実用化。各種国家プロジェクトおよび商用プロジェクトのＤＢ設計に従事。人工知能の研究開発を通して、データモデリングや生ＤＢを基盤としたＤＢ設計技法の体系化と実用化推進。通信業、官庁、流通サービス、製造業の大型～小型システム構築およびコンサルティングを行う。データベースの体系的な解説と普及活動に力を入れている。情報処理技術者１種。ＤＢ２グローバルマスターエンジニア
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