Harvard business school press<br> 静かなリーダーシップ

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Harvard business school press
静かなリーダーシップ

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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784798102610
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0034

出版社内容情報

困難で重要な人間関係の問題のほとんどは、トップのだれかによる速やかで決定的な方策によって解決するわけではない。重要なのは、脚光とはほど遠い人々が行う、慎重で思慮深い小さな努力の積み重ねなのだ。すなわち、世界を動かして変革するのは「静かなリーダー」たちである。本書は、4年の歳月と150以上の実例をもとに明らかになった「静」のリーダーシップの実践的解説書である。

【目次】

序章

アルバート・シュバイツァーの見解
厄介な日常問題
驚くべきアプローチ
些細なことなどない

第一章 現実を直視する

リチャード・ミラーへの対処
ガイドラインとなる四原則
現実主義と冷笑主義

第二章 行動はさまざまな動機に基づく

良くて強い動機
十首の蛇
歪んだ人間性

第三章 時間を稼ぐ

だれをクビにするのか
策略ゲームをする
その場での時間稼ぎ
戦略的な時間稼ぎ
気をつけること

第四章 賢く影響力を活用する

満点
自分にどのくらいの影響力があるのか
どのくらいの影響力をリスクにさらしているのか
見返りは何か
ベンチャー・キャピタルの倫理
静かなリーダーの矛盾

第五章 具体的に考える

新しい「ニュー・サービス」
複雑な問題
四つのガイドライン
保証はない

第六章 規則を曲げる

ヘルズ・キッチンでの一晩
回顧と悔恨
規則を真剣に考える
解釈の余地を探す
起業家精神の倫理
リーダーシップの狡稽さ

第七章 少しずつ徐々に行動範囲を広げる

パートナー間の力関係
探りながら、少しずつ実行する
社内の風向き
パートナー会議
徐々に拡大していく
静かなリーダーシップのフラストレーション

第八章 妥協策を考える

新年の赤ん坊
ハードワークのリーダーシップ
ソロモンの決定を再考する

第九章 三つの静かな特徴

自制
謙遜
粘り強さ

付録:出典に関する注記

静かなリーダーシップの発想を育成
事例研究

解説

二つのタイプの読者層
静かなリーダーシップを日常でいかに使うか
リーダーシップ論における静かなリーダーシップの意義
静かなリーダーシップが注目される理由
まとめ

内容説明

モラルと現実を忘れぬアンチ・ヒーロー型リーダーシップ。組織と個人の狭間の意思決定法。

目次

第1章 現実を直視する
第2章 行動はさまざまな動機に基づく
第3章 時間を稼ぐ
第4章 賢く影響力を活用する
第5章 具体的に考える
第6章 規則を曲げる
第7章 少しずつ徐々に行動範囲を広げる
第8章 妥協策を考える
第9章 三つの静かな特徴

著者等紹介

バダラッコ,ジョセフ・L.[バダラッコ,ジョセフL.][Badaracco,Jr.,Joseph L.]
セイント・ルイス大学、オックスフォード大学卒業。ハーバードビジネススクールにて、MBAとDBAを取得。現在、ハーバードビジネススクール教授。専門は、ビジネス倫理。MBAと経営プログラムで、戦略、一般経営、ビジネス倫理のコースを教えており、同大学の株主責任に関する諮問委員会の議長も務めている

高木晴夫[タカギハルオ]
慶応義塾大学工学部管理工学科卒。同大学院工学研究科修士課程、同博士課程修了。ハーバード大学ビジネススクール博士課程卒業、同大学より経営学博士号を授与される。現在、慶応義塾大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)教授。専門は、組織行動学、情報組織論

渡辺有貴[ワタナベユキ]
慶応義塾大学総合政策学部卒。同大学院経営管理研究科で経営管理修士(MBA)取得。現在独立コンサルタントとして新規事業の開発や社内ベンチャー制度のコンサルティングを行っている。株式会社ネオテニーにてベンチャーインキュベーションのサポート、大企業の新規開発を支援するほか、幅広く大企業の新規事業立ち上げ、講演等を行っている。専門は組織・人事。大学院では高木晴夫教授に師事

夏里尚子[ナツサトナオコ]
上智大学外国語学部英語学科卒。上智大学大学院外国語学研究科国際関係論中退。2系列の日系金融機関の総合職として、証券化商品開発部で不動産の証券化商品の開発、ファンド運用部門の調査部で、証券アナリスト業務や金融市場の調査に従事。外務省の外郭機関で2年間翻訳通訳。現在、金融、会計、一般ビジネスのフリーランス翻訳者として活躍している
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かず

9
自己犠牲を強要しない。自分が十分な情報を得ていないことを前提に、リスクの少ない選択をして生き残る。高尚な原則、勇気、良い性格は、専門知識のかわりとしては全く使えない。むしろ、強く信じるあまり、実践的で責任ある行動に欠かせない細部の微妙な違いに気付かずに、道徳的な観点から高邁な意見を述べ、事態がよくわからないまま、様々な状況に陥ることになる。 2016/11/24

つっきーよ

4
静かなリーダーシップは日本人としては共感できる部分が多かった。 実際、日本の今の経済発展を考えれば謙虚さが大事というのはよく分かる。 けれども、問題を静観するとか、見てみぬふりをするといった話ではない。 複雑な状況を良く見極めて、忍耐強く問題解決の方法を探る事が大事。2020/12/11

Roy

4
劇的変化を成し遂げるようなヒーロー型のリーダーシップではなく、地道な調整と妥協を通じて課題を解決していく静かなリーダーシップこそが組織を導いていくと論じた書。働く人の大多数は言い方を選ばずに言えば凡人であり、普通の人である。そんな中、偉人のような振る舞いをしたところで軋轢を生み、自身のキャリアさえも傷つけるリスクの方が高い。本当に成果につながるためになにをなすべきか、どんなリーダーシップを発揮すべきかという点で腑に落ちるものが多く、人に薦めることができる一冊だと感じた。2018/12/08

ishicoro

3
答えのない難しい問題に静かに粘り強く取り組む例がいくつか。結果として何事もなかったことが最適解といった事例がつらつらと。事例として静かなリーダーと言われる人、ならびに組織が得るメリットがよくわからず、事例いなる行動が果たして最適解だったのか疑問が残る内容でした。早急に結論を出すのではなくじっくり問題に取り組むという点は社内政治の扱い方としてはある程度参考になったかな。2019/05/18

aponchan

3
表題から「リーダーシップ」に関する内容だと想像しながら読むことをスタートしましたが、実際には少し趣が異なりました。 内容は、主にミドルマネジメント層をターゲットにした、ケーススタディによる対処の仕方・考え方を理解していく内容であり、結果として所属する組織の変革につなげていくことが最終的な目的となっていました。 自身の経験に似たケースが掲載されており、非常にうなずける内容であり、他の人にもお薦めできる一冊だと感じました。2018/04/19

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