出版社内容情報
IBMが明かすWebアプリケーション構築のパターンを41の事例によって解説
この本の面白い所は、おそらくシステム構築の共通点をわかり易い方法で解明したことにあるでしょう。しかし、共通化という言葉だけでは本書の狙っている目的を全て言い尽くしていません。著者達は、苦労して得た経験から、繰り返し生じるe-businessの問題点とそれに対応する解決策を簡潔に特徴付けて、それぞれのトレードオフや利点、不利な点についての議論を加えながら共通化の仕事をしています。これこそ、実際に現場で使えるパターンの本質とも言えるものです。 （「序文」より）
内容説明
「ユーザー提案書」「要件分析」「システム設計」にＩＢＭが提案するストラテジ「Ｐａｔｔｅｒｎｓ ｆｏｒ ｅ‐ｂｕｓｉｎｅｓｓ」の実践的提案書。
目次
デジタル経済に向けたソリューション
ｅ‐ｂｕｓｉｎｅｓｓのパターンとは
ｅ‐ｂｕｓｉｎｅｓｓパターンを文書化する
ビジネスパターン
統合パターン
複合パターン
セルフサービス用アプリケーションパターン
コラボレーション用アプリケーションパターン
情報集約用アプリケーションパターン
拡張エンタープライズ用アプリケーションパターン
アクセス統合利用アプリケーションパターン
アプリケーション統合用アプリケーションパターン
アプリケーションパターンを識別した後のステップ
ｅ－マーケットプレイスの事例研究
著者等紹介
樋口節夫［ヒグチセツオ］
１９８６年日本アイ・ビー・エム株式会社入社。ｅ‐ｂｕｓｉｎｅｓｓアプリケーションの分野で、顧客の多様な要請に応じる製品を提案し、それらを活用できるシステム構築全般を行っているアーキテクト。ボランティアメンバーで構成する樋口研究室
横井伸司［ヨコイシンジ］
１９８４年日本アイ・ビー・エム株式会社入社。東京基礎研究所にてエキスパートシステム、オブジェクト指向の研究、システム研究所にてソフトウェア工学の研究に従事。１９９４年より、Ｎｏｔｅｓ／Ｊａｖａ／Ｃｏｍｐｏｎｅｎｔｓ関連のお客様プロジェクトに参画。２００１年より管理職としてソフトウェアのテクニカルサポート、テクニカルスキル育成を担当。情報処理学会、ソフトウェア科学会、各会員
河上芳朗［カワカミヨシロウ］
１９８７年日本アイ・ビー・エム株式会社入社。システムズエンジニアとして、ビジネスパートナーの技術支援、ゼネラルビジネス、金融、製造関連のお客様を担当。２０００年よりソフトウエアＩＴアーキテクトとして、ｅ‐ｂｕｓｉｎｅｓｓに対するデザインを提案活動している。情報処理学会会員
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