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出版社内容情報
本書は、XPユーザグループ関西支部のメンバーが、所属する各企業においてXPを実践した記録です。今までにない画期的な開発プロセスであるeXtreme Programmingを、文化や商習慣の違う日本で適用し、プロジェクトを仕上げた、事実に基づくレポートです。「どうやったらXPをビジネスに活かせるのか」「問題はないのか」「本当にできるのか」という、実行してみなくては分からない貴重な情報ががぎっしり詰まっています。
【目次】
第1部 XPの概要
第1章 XPの基本
1.1 XPとは
1.2 XPが提供するアイデア
1.3 XPの基本思想
第2章 XP実践ガイド
2.1 XPのプロジェクト
2.2 XP実践のための13のプラクティス
2.3 XPの開発プロセス
2.4 XPで使用する道具
2.5 XPの設計工程
2.6 XPの適用
第2部 Webアプリケーション開発
第3章 XPによるWebアプリケーションの開発
3.0 Webアプリケーション開発にはXPを
3.1 概要
3.2 システム計画書
3.3 予備イテレーション
3.4 本イテレーション
3.5 イテレーション内のスケジュール
3.6 体制
3.7 メンバー配置
3.8 見積り、契約戦略
第4章 政治的な振る舞い
4.1 政治的な振る舞い
第5章 XPプロジェクトケーススタディ－はじめてのXPプロジェクト
第6章 XPの実践のポイント
6.1 テスティング
6.2 リファクタリング
6.3 計画ゲーム
6.4 コーディング契約
6.5 共同所有
6.6 ペアプログラミング
6.7 最適ペース(週40時間労働）
第3部 組み込みアプリケーション開発
第7章 XPと組み込みソフトウェア
7.1 組み込みソフトウェアとは
7.2 組み込みソフトウェアの開発
7.3 なんで改善しないのか、されないのか
7.4 レッツゴーXP導入
第8章 組み込みソフトウェア開発の特徴
8.1 組み込みソフトウェア開発に必要な技術
8.2 「ユーザ」の捉え方
8.3 組み込み製品と変化
第9章 実践例－ストーリー1
9.1 スタート
9.2 何を導入したか
9.3 実践
9.4 実践（ストーリー1）の最後に
第10章 実践例－ストーリー2
10.1 導入したプラクティス
10.2 実践
第11章 まとめ
11.1 XPはライトウェイトなのか
11.2 ローテク侮るなかれ
11.3 工夫すること
第12章 組み込みソフトウェア開発分野におけるXPの効果
12.1 測定値
12.2 アンケート
付録
付録A もう1つのXP
A.1 RUPとXPのハイブリッドプロセス
内容説明
ＸＰは、プログラマにだけ都合が良い単なる理想論なのか？欧米だけで通用する絵空事なのか？否！私たちは、実現したのだ。Ｗｅｂアプリケーション開発で、組み込みソフトウェア開発で抵抗、不安、さまざまな問題を打破し、ＸＰプロジェクトを成功させた真実の記録がここにある。
目次
第１部 ＸＰの概要（ＸＰの基本；ＸＰ実践ガイド）
第２部 Ｗｅｂアプリケーション開発（ＸＰによるＷｅｂアプリケーションの開発；政治的な振る舞い；ＸＰプロジェクトケーススタディ―はじめてのＸＰプロジェクト ほか）
第３部 組み込みアプリケーション開発（ＸＰと組み込みソフトウェア；組み込みソフトウェア開発の特徴；実践例―ストーリー１ ほか）
付録（もう１つのＸＰ）
著者等紹介
長瀬嘉秀［ナガセヨシヒデ］
１９８６年東京理科大学理学部応用数学科卒業。朝日新聞を経て、１９８９年テクノロジックアートを設立。ＯＳＦ（Ｏｐｅｎ Ｓｏｆｔｗａｒｅ Ｆｏｕｎｄａｔｉｏｎ）のテクニカルコンサルタントとしてＤＣＥ関連のオープンシステムの推進を行う。ＯＳＦ日本ベンダ協議会ＤＣＥ技術検討委員会の主査をつとめる。現在、株式会社テクノロジックアート代表取締役。ＵＭＬによるオブジェクト指向セミナーの講師、ＵＭＬ関連のコンサルテーションを行っている。ビジネスオブジェクト推進協議会（ＣＢＯＰ）コーポーネントモデリング分科会主査（理事）。ＯＭＧにおいて、ＵＭＬ Ｐｒｏｆｉｌｅ ｆｏｒ ＥＤＯＣの提案者。ＩＳＯ／ＩＥＣＪＴＣ１ ＳＣ３２／ＷＧ２委員。情報処理相互運用技術教会（ＩＮＴＡＰ）オープン分散処理委員。電子商取引推進協議会（ＥＣＯＭ）。ＸＭＬ／ＥＤＩ標準化委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
