OOP foundations
組み込みUML―eUMLによるオブジェクト指向組み込みシステム開発

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  • サイズ B5判/ページ数 279p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784798102146
  • NDC分類 007.61
  • Cコード C3055

出版社内容情報

今のままではだめなのか?何に気をつけてどうすればいいのか?本当にオブジェクト指向で組み込みができるのか?その答えがここにあります。情報処理学会で出会った、組み込みプログラミングの先鋭4名が放つ入魂のベストプラクティス「eUML」。世界に先駆けて日本から発信!eUMLによる設計・分析からテスト・実装までを一貫して解説した、本格的オブジェクト指向組み込みシステム開発の手引き。世界初登場。付録CD-ROMには、本書に掲載したサンプルアプリケーションのモデルおよびソースコード、実機をPC上でシミュレートできるシミュレータソフト、Konesa-RealTime評価版を収録しています。

【目次】

第1章 組み込みシステム開発の現状とオブジェクト指向開発
第2章 eUMLとは
第3章 開発プロセス
第4章 プロジェクトマネジメントとeUML
第5章 要求分析
第6章 分析
第7章 アーキテクチャ設計
第8章 アーキテクチャメカニズム設計
第9章 設計・実装
第10章 デバッグ
第11章 テスト

内容説明

本書は、UMLを適用した組み込みシステム開発に豊富な経験を持つ4名の著者が、その開発経験から得たベストプラクティスを、eUML(組み込みUML)という開発プロセスの形にまとめたものである。1つの例題を通してeUMLの全プロセスを解説しており、初心者には理解しやすい教科書として、熟練者には実践的な参考書として、自信を持ってお勧めできる1冊。

目次

組み込みシステム開発の現状とオブジェクト指向開発
eUML
開発プロセス
プロジェクトマネジメントとeUML
要求分析
分析
アーキテクチャ設計
アーキテクチャメカニズム設計
設計・実装
デバッグ
テスト

著者等紹介

渡辺博之[ワタナベヒロユキ]
株式会社オージス総研。オブジェクトテクノロジー・ソリューション部。チーフコインサルタント、情報処理学会正会員。1985年、横浜国立大学工学部情報工学科卒業。1987年より、通信機器メーカーにおいて、主に通信機器のファームウェア開発、およびそれらを使ったアプリケーションの開発に携わる。現在は、株式会社オージス総研で、組み込みシステム向けのコンサルテーションや教育に従事している

渡辺政彦[ワタナベマサヒコ]
キャッツ株式会社。取締役副社長。情報処理学会正会員、電気学会正会員、電子情報技術産業協会ソフトウェア基盤技術専門委員会委員。1984年、日本大学文理学部英文科卒業。1984年より、DBコンパイラ、CAIの開発に携わる。1986年より、RTOS、監視制御システム、通信制御システム開発に携わる。1989年より、CASEツール開発に携わる

堀松和人[ホリマツカズト]
ソニー株式会社。ネットワーク&ソフトウェアテクノロジーセンター主任技師。情報処理学会正会員、IEEE Computer Society(Affiliate)。1988年、慶応義塾大学理工学研究科修士課程修了。同年、ソニー株式会社入社。以来、主にFA機器などの組込み型制御ソフトウェア開発に携わる。1993年より、オブジェクト指向言語による設計、実装の製品開発への適用を開始する。1995年より、オブジェクト指向分析、およびプログラミングの自動化に関する取り組みを開始する。現在は、MDA関連技術開発および社内コンサルティングに従事している

渡守武和記[トモタケカズノリ]
松下電器産業株式会社人材開発カンパニー。ソフト・技術研修グループ基盤技術研修チーム。1983年、京都大学大学院工学研究科情報工学専攻修士課程修了。同年、松下入社。半導体設計支援システムをオブジェクト指向で開発したことから、オブジェクト指向言語の研究に移行。C++以前に独自のオブジェクト指向言語を活用していた。その後、社内でのソフトウェア人材育成にたずさわる。オブジェクト指向に関する多くの研修を開始し、一手に教育を行っている。なかでも、組込みソフトをオブジェクト指向で作る手法をいち早く確立し、社内外でセミナーを行っている。京大マイコンクラブの創始者の1人
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