ORACLE8iバックアップ&リカバリ

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  • サイズ B5判/ページ数 705p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784798101552
  • NDC分類 007.6
  • Cコード C3055

出版社内容情報

Oracleのデータベースシステムを健全な状態で維持するには、RDBMSに悪影響を及ぼすシステム障害を防止する必要があります。そのためには十全なバックアップ計画を立て、適切なリカバリを図らなくてはなりません。本書では、Oracleの全般的なアーキテクチャからバックアップに利用できるオプションのメカニズムまでを説き起こしたうえで、バックアップとリカバリに関する原則と実際の方法を解説していきます。

【目次】

CHAPTER 1 バックアップとリカバリの概要

バックアップの検討が必要な理由
システム障害の原因
ハードウェアの保護と冗長性
ARCHIVELOGモードとNOARCHIVELOGモード
診断機能とRDBMSのデバッグ
バックアップの概要
リカバリの概要

CHAPTER 2 Oracleのアーキテクチャと構成

システム上のOracleファイル
データベースの動作
データの格納
データベースの構成処理
Oracleパラレルサーバーオプションの構成処理
Oracle Enterprise Managerのアーキテクチャ概要

CHAPTER 3 物理バックアップ

データベースの設計とバックアップに関する基本ルール
物理バックアップ
各種のオペレーティングシステムにおけるバックアップ用のコマンド
特殊な環境におけるバックアップ処理

CHAPTER 4 論理バックアップ

論理バックアップの利点
エクスポートユーティリティを使う前に
エクスポートの方法
エクスポート用のパラメータ
エクスポートのモード
全データベースエクスポート
ユーザーモードでのエクスポート
表モードでのエクスポート
トランスポータブル表領域モードでのエクスポート
特別なオブジェクトのエクスポートと注意事項

CHAPTER 5 Windows NT、UNIX、OpenVMS環境でのバックアップ用スクリプト

OpenVMS環境でのバックアップスクリプト
Windows NT環境でのバックアップスクリプト
UNIX環境でのバックアップスクリプト

CHAPTER 6 リカバリの原則

リカバリの定義と内部処理の概要
リカバリの方法
インポートユーティリティによる論理バックアップからのリカバリ
障害時リカバリ
障害の分析

CHAPTER 7 Recovery Managerによるバックアップとリカバリ

Recovery Manager(RMAN)の概要
リカバリカタログ
Recovery Managerによるバックアップの採取
Recovery Managerのレポート作成機能
Recovery Managerのスクリプト
Recovery Managerでの診断
Recovery Managerによる障害時のリカバリ

CHAPTER 8 レプリケーション

レプリケーションの概要
レプリケーションの要件
基本レプリケーション
レプリケーション環境の種類
マスターレプリケーションサイトの設定
スナップショットサイトの設定
データベースリンク
レプリケート可能なデータ型

CHAPTER 9 診断機能とRDBMSのデバッグ

Oracleのトレースファイル
診断ツール
RDBMSのデバッグ
Oracleのエラーと解決方法

CHAPTER 10 バックアップとリカバリのケーススタディ

ケーススタディ
まとめ

APPENDIX A Oracle8iの新機能

バックアップとリカバリ
新しいSQL文
制約
拡張フレームワーク
スタンバイデータベースの自動化
データウェアハウジングと大規模データベース(VLDB)
マテリアライズドビューによるサマリー管理
トランスポータブル表領域
ローカル管理表領域
オンラインでの索引作成、再作成、断片化の解消
非パーティション表の再編成
オンライン読み込み専用表領域
新しいアーキテクチャ
DBMS_REPAIRパッケージ
LogMinerによるREDOログの分析
パーティション化の強化

内容説明

バックアップとリカバリの基本的なメカニズム、レプリケーション環境の構成方法、RMAや8iで新たに導入されたLogMiner、DBMS_REPAIRパッケージの使い方などを詳しく解説。企業の血脈ともいうべきデータベースを障害から守るための必携バイブル。

目次

1 バックアップとリカバリの概要
2 Oracleのアーキテクチャと構成
3 物理バックアップ
4 論理バックアップ
5 WindowsNT、UNIX、OpenVMS環境でのバックアップ用スクリプト
6 リカバリの原則
7 Recovery Managerによるバックアップとリカバリ
8 レプリケーション
9 診断機能とRDBMSのデバッグ
10 バックアップとリカバリのケーススタディ
APPENDIX A Oracle8iの新機能

著者等紹介

ベルプリ,ラマ[ベルプリ,ラマ][Velpuri,Rama]
ORAMASTER社の創設者、CEO。同社設立以前は10年以上Oracle社に在籍。その間、アプリケーション開発センターの上級ディレクターやミッション・クリティカル・サポートセンターのシニアマネジャーを務め、インドのバンガローとハイデラバードにOracle社の開発センターを立ち上げた。彼はまた、各国で開催されたOracleカンファレンスや、障害時リカバリについてのユーザーのためのカンファレンスで技術白書を発表している

アドコリ,アナンド[アドコリ,アナンド][Adkoli,Anand]
Liqwid Krystal社の共同創設者、技術部門のチーフ。それ以前はOracle社の産業アプリケーション部門のシニア開発マネジャーを務める。同社ではサポートセンター、製品部門、提携開発部門など、さまざまな部署に在籍し、米国内のほか、オーストラリアやインドのOracle社にもプロジェクトを浸透させてきた。40以上の技術白書を記し、パフォーマンスとチューニングに関するさまざまなカンファレンスでプレゼンテーションを行ってきた
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