キャズム―ハイテクをブレイクさせる「超」マーケティング理論

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 355p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784798101521
  • NDC分類 675
  • Cコード C0034

こちらの商品には新版があります。

出版社内容情報

毎年、多くのハイテク商品が開発され、市場に出回る現代。プレステやiモードなど、市場を席巻する商品の陰で人知れず消えてゆくハイテク商品も多い。それらのハイテク商品は、初期市場で順調に受け入れられてもメインストリーム市場に近づいた途端、突如として受け入れられなくなる。本書は、マーケティング的な視点からその理由を「初めて」解説した画期的な書。本書が提示した「キャズム理論」は、いまや米国ハイテク業界の常識であり、原題「Crossing the Chasm」も新聞・雑誌などの頻繁用語となっている。

【目次】

序章 ビル・ゲイツが億万長者になれるなら

第1章 ハイテク・マーケティング 錯覚
第2章 ハイテク・マーケティング 悟り
第3章 Dデー
第4章 攻略地点の決定
第5章 部隊の集結
第6章 戦線の見定め
第7章 作戦の実行

終章 キャズムを越えて

内容説明

ドリームキャスト、PC98、レーザーディスクはなぜ、市場から消えたのか。すべての答えは、ハイテクの落とし穴キャズムにあった。

目次

ビル・ゲイツが億万長者になれるなら
ハイテク・マーケティング 錯覚
ハイテク・マーケティング 悟り
Dデー
攻略地点の決定
部隊の集結
戦線の見定め
作戦の実行
キャズムを越えて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

デビっちん

23
再読。本書で解説されるキャズムを知ってから、成功者の自伝や市場から淘汰されてしまった事例を読むと得られるものが大きくなると思いました。初期市場からメインストリーム市場への流入時に、どうキャズムに対応していたかという目線で読むことができると思ったからです。2018/12/15

デビっちん

18
再読。キャズムって、溝というよりは落とし穴って印象ですね。溝があれば注意して渡ろうとなりますが、落とし穴は実際に落ちないと気づけません。なので、キャズムというものがあると知っている必要があるのです。2019/08/03

たかぴ

16
このようなマーケティング理論を今まで全く知らなかった。製造業でもサービス業でもない会社に務めているのでこのような理論を直接は活かせないが知識として自分の中に入ったのは大きい。キャズムの前と後で全く戦略が変わるということ。人には気持ちを持っているのでキャズム前まで売り上げた人々をこの後どう活かすかが全てが決まる。もし自分がベンチャー企業の経営者でキャズム前まで順調に売り上げたとしたら、メンバーはそのまま残してその製品なりサービスなりは大企業に高く売りまた新しい製品を開発したい。という夢を見ました。ありがとう2019/11/30

デビっちん

15
本書を読むと、ハイテク・マーケティングの基本原理は今も昔も変わっていないことがわかります。ある段階から別の段階へ行くためのギャップのことをキャズムといい、そのキャズムを超えるための理論が丁寧かつ豊富な具体例を用いて面白いストーリーで記載されていました。この理論を次元を上げて抽象化すると、ある段階から別の段階へ進むまでの踊り場を乗り越えるために役立てることができると思いました。成長には踊り場がつきものです。キャズムを超えた後が本当の勝負の場になりますが、まずその場に入るための入場チケットを手に入れましょう。2016/05/18

inami

14
◉読書 ★3 1991年に初版刊行、1999年には改訂版が出版された。米国ハイテク企業経営者のバイブル的存在になっている(いた?)ようです。ハイテク製品を市場に浸透させていく際、少数のビジョナリー(進歩派)で構成される初期市場から、多数の実利主義者で構成されるメインストリーム市場へと移り変わるところに、実は最大の落とし穴(キャズム)が存在する。そのキャズムを抜け出すための戦略や戦術が述べられている。マーケティングのやや古典的な本で、なるほどだが、今世界を席巻しているGAFAなんかは果たしてどうなんだろう?2018/11/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/416797
  • ご注意事項