出版社内容情報
本書は、音と音楽をコンピュータで扱うための技術解説書です。音や音楽を扱う手段としては、ウェーブフォームオーディオとMIDIが代表的です。本書では、音楽プログラムを書く方法や技術的なバックボーンを詳細に解説することで、読者は自分にとって心地の良い音楽環境を独力で創ることができるでしょう。また、音楽プログラムを作成する上で必要な関連情報も満載し、添付のサンプルプログラム（CD-ROMに収録）を使ってみることで、より深い理解を得られるようになっています。
内容説明
本書は、音と音楽をコンピュータで扱うための技術解説書。音や音楽を扱う手段としてウェーブフォームオーディオとＭＩＤＩがありますが、本書ではこの２つの分野を詳しく解説している。音楽を扱うプログラムは、そのリアルタイム性ゆえに、一般的なデータ処理ソフトにはない難しさがある。この難しさはＡＰＩの解説を読んだだけではなかなか克服することができない。本書の目的の１つは、リアルタイムアプリケーションを作成するためのノウハウを総合的に解説することにある。
目次
第１部 ウェーブ（ウェーブ再生；ウェーブ録音 ほか）
第２部 ＭＩＤＩ（ＭＩＤＩについて；音を表現する ほか）
第３部 プログラミング技術（時間管理；ウェーブとＭＩＤＩの同期再生 ほか）
付録（ＭＩＤＩとその問題点；参考文献）
著者等紹介
田辺義和［タナベヨシカズ］
ローランド株式会社の研究所を経て、現在「有限会社カクタスソフトウェア」代表。電子ピアノの設計、楽譜の解析・合成、自動作曲の研究などを手がけ、現在も音楽創作のためのソフトウェア開発を行っている
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