内容説明
会話文による解説と豊富なイラスト&演習問題で基本のすべてを簡単マスター。
目次
第1章 管理会計とは何か―マネジメントに役立ってこそ
第2章 意思決定―知らないうちに過ちを犯している
第3章 CVP分析―最初から利益が出るほど甘くない
第4章 固変分解―実はそんなに簡単ではない
第5章 投資の評価―複数年に及ぶ効果をどう評価するのか
第6章 コスト・マネジメント―重要性が増す間接費の管理
第7章 業績評価―管理会計をカタチにする
第8章 バランスト・スコアカード―表面的には業績評価手法、その実体は戦略必達ツール
著者等紹介
金子智朗[カネコトモアキ]
公認会計士、税理士。1965年神奈川県生まれ。東京大学工学部卒業。東京大学大学院修士課程修了。日本航空(株)在籍中に公認会計士試験に合格。プライスウォーターハウスコンサルタント等を経て独立。現在、ブライトワイズコンサルティング合同会社代表社員。コンサルティングを中心に、企業研修や講演も多数行っている。名古屋商科大学大学院教授、多摩大学大学院客員教授、日経ビジネススクール講師、三菱UFJリサーチ&コンサルティングセミナー講師、SMBCビジネスセミナー講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Great Eagle
8
管理会計の基本について再度勉強するため読んだ本です。金児智朗氏の本は前にも読んだことがあるような気もしますが、この管理会計の本は良いと思います。もう少し前にきちんと勉強しておきたかった内容です。2019/11/27
だんぶる
8
とても勉強になりました。管理会計は経営の方針が現れたものなんですね。 最後の方のバランスドスコアカードについての説明も分かりやすい。頭の整理ができました。2017/05/23
なおじん
8
☆4 一般的な財務管理とは異なる視点での管理手法は、未来を予測するための判断力を鍛える為には必須だと感じました。適宜読み返しながらカットアンドトライを繰り返してみます。2016/03/19
まつまる
7
タイトル通り管理会計の基本を包括的にわかりやすく解説している本。①概要②意思決定との繋がり③CVP分析④固変分解⑤投資の評価⑥コストマネジメント⑦業績評価⑧BSCといった流れで展開。それぞれ経営活動とどうリンクして、どう役に立つかを意識した説明がなされている。各章ごとに問題演習もあり、大学の講義を聴く傍ら副教材としても使用出来た。ゼミ内でのグループワークにも役立ち、一層の理解を深める事に貢献。読み進めるにあたっても、簿記などの予備知識は必要としない為とっつきやすかった。後輩にも薦めたい一冊。2012/02/01
ちぃ
6
測定できないもので仕事を管理をしない。制度を作れば人は意図せずとも制度に流される(例:残業代やテストの配点)。企画や設計が大事。組織の仕組みは重層的。組織はビジョンが大事。しかし組織は個々の部門のKPI(数値目標)が食い違うことがあるから、組織や部門の動向は極めて重要となる。組織の成長は具体的な仕事の成果を通じた人の成長。2022/03/24