内容説明
あの時刻表にはこんな意図があったのか―豊富な図解と写真の数々からダイヤのしくみを徹底解析。
目次
第1章 ダイヤグラムとは
第2章 ダイヤグラム策定のプロセス
第3章 ダイヤグラムを作成する
第4章 ダイヤ編成をめぐるポイント
第5章 ダイヤグラムと輸送力の関係
第6章 ダイヤグラムと車輌・乗務員の運用
第7章 ダイヤグラムをめぐるこぼれ話など
著者等紹介
井上孝司[イノウエコウジ]
テクニカルライター。(株)クレオR&D、マイクロソフト(株)を経て、1999年春に独立。マイクロソフト製品や通信関連を中心に、「Windows Server2008ネットワーク構築ガイド」「Windows Server2003/2008ネットワーク管理ガイド」「通信・ネットワーク用語事典」(秀和システム)を初めとして、各方面で著書多数を刊行している。また、雑誌記事やWeb記事の執筆、IT教育分野やゲームソフトの監修などでも活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のぶさん
1
鉄道のダイヤグラムとはなにか、どう作るかから始まって、ダイヤグラムを決めるさまざまな要件を詳しく説明している。その中で、閉塞方式の話や、配線の詳しい話、それがダイヤグラムづくりにどう影響するか、非常に興味深かった。信号の多現示化によるスピードアップの話が特に面白かった。2022/06/08
tomosaku
1
鉄道の運行の「全てを司る」と言っても過言では無いダイヤグラム。実際にどうやって作るのかが分かるかと思って読んだが、期待していた知識は得られなかった。ダイヤグラムとは何か、何故必要なのか、それが引かれる基礎パターン、などは書かれているが、あくまで理論的な話に終始し、現実の鉄道を例にしたところまで入っていなかったのも、ふわっとした感じで終わった原因かもしれない。ダイヤグラムに興味ない人はそもそも本書を手に取らないだろうし、多少なりとも知っている人には物足りない、その、中途半端なところを突いてしまった感。2011/10/01
かめかめ
0
時刻表はよく利用しますが、その作成に潜む苦労とか意図がわかりやすく解説されています。 鉄ちゃんや鉄子にはお勧めです。2011/06/06