内容説明
セガの新人教育カリキュラムから生まれたゲームプログラミング解説書。
目次
１ ２次元のゲーム（はじまりのゲーム；点から始める２Ｄグラフィックス；描いた絵を使う ほか）
２ ３次元のゲーム（立体を描く；ライブラリの作り方；ＸＭＬモドキを読む ほか）
３ 売り物への道（遅くない衝突検出；ローディング；ｆｌｏａｔの使い方 ほか）
著者等紹介
平山尚［ヒラヤマタカシ］
１９７７年北海道生まれ。京都大学大学院工学研究科にて遺伝子研究に従事。修了後、株式会社セガ（当時は分社化していてヒットメーカー）に入社。『電脳戦機バーチャロンマーズ』（ＰＳ２）及び『パワースマッシュ３』（アーケード、ＰＳ３）の開発に参加し、現在に至る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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も
3
発売から十年程立ったが、ゲームの基礎技術について、この本ほど網羅的・体系的に技術を説明しているものは日本語ではまだなさそう。現在では事情が変わっている部分も多々あるが、ベテランの思考を理解するのに役立つかもしれない。後半部分に書かれていた、"C#でゲーム本体を作っていい日は当分来ない"という一文がノスタルジックだった。2018/09/09
reduce
1
改めて読むとメモリ管理や処理速度にすごく配慮してるなと思った。2017/05/30
katopan
1
僕自身に一度分不相応な規模のゲーム制作で痛い目に合う経験があったので，強く頷きながら読める部分が多々あった．なんとなく経験的に感じていたことが纏まった形で読めるのは安心感があって良い． 著者自身が，この本の適用範囲を明確に定めていることが読みやすさに貢献していたように感じた．「この部分は別に学んでね」という旨が明確に述べられていて，話の流れを断つことなく，それでいて初学者に優しいように配慮されていた．ここで大きな流れを掴んだら，掘り下げるのは各自で，といった感じ．2012/02/15
xasquithx
0
★★★★★セガの新人教育カリキュラムを元にしたゲームプログラミングの解説書。安全なプログラミング技術からシーケンス制御、レイレーシングまで内容は多岐に渡り、ゲームプログラマが必要な事は多いのだと驚いた。対象を選ぶ本だが、ゲームプログラマでなくても、組み込みソフト開発者も参考になる箇所は多いと思う。2017/01/03
レプトン
0
内容はそれほど難しくない。サンプルコードがあり、実際にゲームを作ったり、改造できる。3Dプログラミングについても書いてあり、ちゃんと理解すればできるようになるかもしれない。高速化に拘りすぎなようにも見えるが、本質的な部分の内容は、ゲームを作る上で役立つ。
