内容説明
「近未来日本」の社会経済学講座。主観を排し、データで描出する。これが「縮む日本」の真実の姿。
目次
人口減少時代が始まった！
第１部 人口減少のメカニズム（人口減少のメカニズムを探る；日本の人口はどうなるのか）
第２部 人口減少時代の経済（経済成長を理解するための基礎知識；人口減少と労働市場）
第３部 人口減少時代の展望（人口減少時代の財政；人口減少時代の社会保障；人口減少時代の社会・生活）
著者等紹介
加藤久和［カトウヒサカズ］
明治大学政治経済学部教授、博士（経済学）。１９５８年、東京都生まれ。（財）電力中央研究所、国立社会保障・人口問題研究所を経て、現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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壱萬弐仟縁
36
理論的な根拠がデータを駆使して説明されている好著。なのに、図書館リサイクル本とは。時代は多少古いが、理論的なマクロ的状況を把握するには貴重な1冊で、色褪せないことは確かだと思う。人口減少のロジック―楽観論の論拠と反論（図表０－３）で、日本の人口減は、世界の人口増の防波堤。反論は、途上国援助の減少など（16頁）。UNの2004年の史料では、世界人口の推移（図表２－７－１）で、2050年に高位予想で既に100億人超えている。今は、73.5億人でと思う（ネットの世界人口カウンターより）。2016/11/13
ずーかー
1
すげー細かく書かれてるし、人口減少社会オンリーっていうよりそこ周辺の経済関係とか、人口減少社会とその周辺のとこまで結構しっかり書かれてる。確かに分かりやすいけど興味ないならつまんないと思う。 まぁ「最新」って書かれた8年前の本を読むというよく分からない経験がしたい人はどうぞ。2015/11/06
ken_ai
1
わかりやすいですが、政策に関しての言及は少ないです。2011/08/09
