インターナショナル新書<br> AIに心は宿るのか

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インターナショナル新書
AIに心は宿るのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 176p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797680225
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0204

出版社内容情報

人工知能学会前会長であり、長年、AI将棋やAI小説家の研究・開発を続けてきた著者が、人類と人工知能の未来を考察する。プロ棋士・羽生善治との対談「AIは創造的な一手を指せるのか」も収録。


内容説明

AIに執筆させた小説が、「星新一賞」の一次審査を通過したことで脚光を浴びた「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」。同プロジェクトを主宰する著者は、「鉄腕アトムのような汎用AIの実現」を目標に掲げ、研究を続けてきた。独創的な物語を紡ぎ、絵を描き、プロ棋士を凌駕する知能すら獲得したAIが、アトムのように「心」を宿し、限りなく人に近い存在として社会へ進出する日は来るのだろうか?研究の最前線から、AIと人間の未来を予見する。

目次

プロローグ 溶け合う、人間とAIの境界線
第1章 “AI作家”は、生まれるのか
第2章 「知の敗北」が意味すること―棋界に見る、シンギュラリティの縮図
第3章 対談 AIは「創造的な一手」を指せるのか
第4章 AIに創造は可能か
第5章 「ポスト・ヒューマン」への、四つの提言

著者等紹介

松原仁[マツバラヒトシ]
工学博士。1959年、東京都生まれ。東京大学理学部情報科学科卒業、同大学院工学系研究科博士課程修了。通商産業省工業技術院電子技術総合研究所(現産業技術総合研究所)を経て、2000年より公立はこだて未来大学教授。人工知能、ゲーム情報学を専門とし、2014‐16年には第15代人工知能学会会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

72
著者は公立はこだて未来大学教授で人工知能学界前会長の松原仁先生。「鉄腕アトム」を目標に掲げ長年にわたって研究を続けてきた著者が、研究の最前線からAI社会の未来を予見する一冊。「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」でAIに小説を執筆させ一次審査に合格した話や、AIの躍進が顕著な将棋界についての羽生善治氏との対談など、頁数は少ないながらも面白い内容でした。今後の社会にAIは不可欠であり、スマホのような道具にしろ体内に埋め込むチップにしても、いかにAIと共存していくかが問われる時代になるのでしょうね。。2022/09/15

ハッシー

71
★★★☆☆ AI作家を作った著者が、AIと人間の関係を分析・考察した本。羽生善治氏との対談も収録されている。囲碁や将棋など、ルールが決まっているものに対して、AIはすでに人間を遥かに凌駕する領域まで達しているものの、50年以上前に提唱された「フレーム問題」(できないことを全てプログラミングしないと正しく行動できない)はまだ解決していないし、汎用AIの登場にはまだまだ時間がかかりそうだ。AIに心が宿っているかどうかは、受け取る我々の判断だという結論は何かはぐらかされている気がした。2020/02/19

tamami

50
2018年刊。チェスや将棋・囲碁などのAIソフトの活躍とともに、研究の歴史と現状、近未来のAI社会の姿や課題を記す。第三章、棋士の羽生善治さんとの対談では、AIにとっての創造の意味や、未来の鉄腕アトムの登場も話題にされる。AI研究の進展は急速で、将棋や囲碁のソフトが昔のことに思え、時代はメタバースかな等と言葉に踊らされる日々。噂されるシンギュラリティではあるが、本書では脅威論を戦わせても何の意味もないとし、未来、AIは人間のコミュニケーションに深く関わるとする。そんな楽しみと不安が交錯する、未知との遭遇。2022/05/18

禿童子

39
羽生さんの対談が目当てで読む。AIアプリは将棋の世界に溶け込んで、観る将にとってもAI判定がなくてはならないほど。ただ、「AI」というコトバは複数の意味を持つ多義語なので、一般論としての松原の語りはちょっといただけない。2022/02/17

杜子春

25
高校生の娘の本棚から拝借して2日で読了。AIの初歩的な知識を得るには役に立つ入門書。口述筆記のような文章のため読みやすいが、その分、文章の奥深さは感じられず自分にはやや物足りなかった。2019/02/13

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