出版社内容情報
神話から最先端の宇宙物理まで。西洋だけでなくインドなど東洋、南米までを網羅した画期的な天文学の世界史! 天体ごとに章立てし、宇宙に挑んだ人類の奮闘と、科学的知見を描く。面白い逸話も満載。
内容説明
西洋だけでなく、インド、中国、マヤなどの天文学にも迫った画期的な天文学通史。神話から最新の宇宙物理までを、時間・空間ともに壮大なスケールで描き出す。人類は古来、天からのメッセージを何とか解読しようと、天文現象を観察。天文学は、地域や文化の壁を越えて発達し、政治や宗教とも深く関わってきた。天体を横軸に、歴史を縦軸に構成。学者たちの情熱、宇宙に関する驚きの事実や楽しい逸話も織り込んでいる。
目次
第1章 太陽、月、地球―神話と現実が交差する世界
第2章 惑星―転回する太陽系の姿
第3章 星座と恒星―星を見上げて想うこと
第4章 流星、彗星、そして超新星―イレギュラーな天体たち
第5章 天の川、星雲星団、銀河―宇宙の地図を描く
第6章 時空を超える宇宙観
終章 「天文学」と「歴史」
著者等紹介
廣瀬匠[ヒロセショウ]
天文学史家。1981年生まれ。静岡県出身。東京大学教養学部広域科学科卒業後、(株)アストロアーツ勤務。その後天文学史の研究を志し、京都産業大学大学院修士課程修了後、京都大学大学院博士課程を経てパリ第7大学博士課程修了。専門は古代及び中世のインドにおける数理天文学の文献学的研究。スイス連邦工科大学チューリッヒ校研究員。星空案内人(星のソムリエ)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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