エンド・オブ・ライフ

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エンド・オブ・ライフ

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784797673814
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

◎ベストセラー『エンジェルフライト』『紙つなげ!』に続く、著者のライフワーク三部作の最終章。

◎著者がこだわり続けてきた「理想の死の迎え方」に、真っ正面から向き合ったノンフィクション。

◎2013年に京都の診療所を訪れてから7年間、寄り添うように見てきた終末医療の現場を感動的に綴る。

200名の患者を看取ってきた看護師の友人が癌に罹患。「看取りのプロフェッショナル」である友人の死への向き合い方は、意外なものだった。最期の日々を共に過ごすことで見えてきた「理想の死の迎え方」とは。
著者が在宅医療の取材に取り組むきっかけとなった自身の母の病気と、献身的に看病する父の話を交え、7年間にわたる在宅での終末医療の現場を活写する。読むものに、自身や家族の終末期のあり方を考えさせてくれるノンフィクション。

内容説明

「死ぬ前に家族と潮干狩りに行きたい…」患者の最期の望みを献身的に叶えていく医師と看護師たち。最期を迎える人と、そこに寄り添う人たちの姿を通して、終末期のあり方を考えるノンフィクション。

目次

プロローグ
二〇一三年今から六年前のこと
二〇一八年現在
二〇一三年その2
二〇一八年
二〇一三年その3
二〇一三年その4
二〇一三年その5
二〇一九年
二〇一三年その6
二〇一四年
二〇一九年

著者等紹介

佐々涼子[ササリョウコ]
ノンフィクション作家。1968年生まれ。神奈川県出身。早稲田大学法学部卒。日本語教師を経てフリーライターに。2012年、『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』(集英社)で第一〇回開高健ノンフィクション賞を受賞。2014年に上梓した『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場』(早川書房)は、紀伊國屋書店キノベス!第1位、ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR第1位、新風賞特別賞など数々の栄誉に輝いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

443
本屋大賞ノンフィクション本大賞にノミネートされてから図書館に予約したのでようやく読めました。ノミネート作、4作目(4/6)、佐々 涼子の著作は3作目です。訪問医療、在宅介護、終末医療のリアル、本屋大賞ノンフィクション本大賞受賞作も納得、読み応えがありました。私はがんサバイバーですが、ボロボロになるまで生きたくありません。全身麻酔を施されたような感覚で安眠したい。なるべく早く尊厳死法の制定を望みます。 https://www.shueisha-int.co.jp/publish/endoflife2020/11/26

kou

315
在宅での終末期医療のノンフィクション。想いを叶えて望んだ最後を迎えてもらえるよう奮闘する医師や看護士には胸が熱くなった。いつ亡くなるかも知れない人達に付き添って、ディズニーランドや潮干狩りに行くとかは、自身なら精神と気力がもたないと思う。ただ現実には、終末医療や緩和ケアに理解のある医師やスタッフに出会えるかは運や縁次第というのは怖すぎる。そして、それを見極める方法は「分からない」との答え。本書は、人の尊さだけではなくシビアさも描かれたリアルな内容になっていた。人生の節目で何度でも読み直したい一冊だった。2020/10/30

Nobu A

237
佐々涼子著書初読。20年初版、同年第4刷。HONZ推薦本。終末医療現場ルポ。近年構成に難があったり脚色を疑うような似非ルポを散見するが、本書は筆者の母親を含む在宅医療の現場で死を迎える人と家族、医師、看護師ら周りの人達の苦悩、葛藤、想いを丹念に綴ったもの。当然やり取りは時に冗長だったりする。その点は筆者の正直な気持ちや考察を挿入しとても読み易い仕上がり。誰もが直面する「死」をどう受け止めるか正解はない。読書中、涙腺が緩み涙するのはある意味簡単。踏ん張りしっかり学び取ろうと思った。受賞に値する珠玉の一冊。2024/03/09

とろとろ

228
長年在宅医療に関わっていた看護師にステージⅣの癌が見つかった。その看護師が訪問していた人達の最後の様子を淡々と説明しながら、合間に看護師本人の最後の生き様をレポートしていくという体裁。いずれにしても、人生の最後に向かう人達の死に至る様子が、これでもかと思うほど、あからさまに綴られていくので、自分も何かその気になって、この本を読みながら自分の死に様はどんなだろうかと想像する。潔く逝きたいが、やはりもっと生きたいと、諦めきれずに、ぶざまに、もがき苦しむんだろうなぁ。それが人間か、それが人生か。それが自分か。2021/04/09

R

212
終末を自宅で過ごすということ、ドキュメンタリのような本でした。自宅介護、あるいは看護を生業としてきたその人が、看護される側となった、その終末をどのように過ごしたのか、過去に見守ってきた患者との思い出などを紹介しつつノンフィクションで、最期の生活が書かれていました。誰にでも訪れる死というもの、結局本人しかわからないし、本人も、それについて迷い、惑い、過ごしていくというのがいたたまれないのだけども、周囲も含めて終末に触れるということを考えさせられた。死が遠くなっていると、確かに感じるのである。2020/09/01

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